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行ける時に会いに行こう
これはスリムだった昔の体型を取り戻すまでの日記である。
今日はお盆休み2日目。例年であれば、街をあげて踊り明かす阿波踊りが開催されるのだが、今年は蝉の鳴き声だけが空しく鳴り響く。
さて、ここ日本はお盆の時期に、死者が戻って来るので灯籠を用意する真言宗や、先祖は死者となっても身近にいるものと捉える浄土真宗、そもそもお盆の概念が無いその他の生き方や、考え方があり、それらが混ざり合って、尊重し合う平和が存在する、多様で実にありがたい場所だと思う。
そんなお盆最中に飛び込んできたニュースの中で、ageHaが21年の歴史に幕を閉じるというものは、残念だけど、どこか納得してしまう自分もいる、そんな不思議な感覚のものだった。
ageHaほど都心部から気軽にアクセス可能で、プールまであるワクワクするデカ箱は国内で他に類はなく、ここは個人的にも幾度となく楽しませていただいた、思い出深い場所だった。
数年前に地方に移住してからは遠のいていた、かつての居場所とも言うべきクラブが来年の1月をもって閉館とは、実に寂しいかぎりだ。
事態は収拾されずに今もなお猛威を奮っている。それは個人の考え方や、受け止め方、はたまた情報の取得方法の違いにより起こる、人種を超えた人間同士の摩擦なのかもしれない。
まだまだ終わりは見えずにいる。もうもしかするとこの状態が永遠に続くのではなかとすら考えてしまう時もあるが、この混沌とした世界をサバイブする為に、今は身体を鍛え、知識を深め、心を整えようと思う。
再び踊り明かせるその時までに!