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【糖尿病を防ぐ】気をつけるべき食材13選

糖尿病はその予備軍を含めて
日本で約2,000万人いるとされていて
年々増加傾向にあります。

人ごとではない糖尿病~2251万人にリスク~|こちら診察室|時事メディカル|
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糖尿病は目立った自覚症状もなく
「気づいた時には糖尿病がかなり進行していた」
なんてこともよくあります。

そして糖尿病は一度発症すると
完治するのが難しい病気です。
多くの方が糖尿病の治療薬と付き合いながら
生きていくことになります。

薬をできるだけ使いたくない私にとっても
糖尿病は絶対にかかりたくない病気の一つ。
日頃の生活習慣から予防していくことが
とても大切だと考えています。

そこで今回は、2019年に発表された論文をもとに
【糖尿病を防ぐために気をつけたい食べ物13選】
というテーマでお送りします。

※この記事に記載されている糖尿病とは
 「2型糖尿病」のことです。


糖尿病ってどんな病気?

糖尿病は、インスリンが十分に働かないために、血液中を流れるブドウ糖という糖(血糖)が増えてしまう病気です。インスリンは膵臓から出るホルモンであり、血糖を一定の範囲におさめる働きを担っています。

国立国際医療研究センター 糖尿病情報センターHPより

糖尿病の怖いところは
目立った自覚症状がないところです。
自分が糖尿病であることに気付かず
かなり進行している状態で病気が発見される。
なんて方をよくお見かけします。

糖尿病の自覚症状

自覚症状のない糖尿病ですが
一応代表的な自覚症状をご紹介しておきます。

  • 尿の量が多くなる

  • 喉が渇きやすい

  • 体重が減る

  • 疲れやすくなる

どうですか?
普段からご自身の体調を気にしていないと
気が付かない症状ですよね。
これらの症状に心当たりのある場合は
念のため病院で検査を受けましょう。

糖尿病の怖い合併症

糖尿病がなぜ怖いのか。
それは糖尿病合併症につながるからです。

糖尿病合併症の例

  • 細小血管症

    • 網膜症(視力の低下)

    • 腎症(腎臓の働きが低下)

    • 神経障害(手足のマヒや痛み)

  • 大血管症

    • 脳梗塞(脳血管がつまる)

    • 心筋梗塞(心臓の血管がつまる)

    • 末梢動脈性疾患(足の血流が悪くなり、運動に障害)

これらの合併症が進行すると
失明や人工透析、足先の切断など
大きな障害を残すこともあります。

最悪の場合、命を落とすこともあります。

糖尿病は予防することが本当に大切だと
少しでも実感していただけたでしょうか?

糖尿病を防ぐために気をつけたい食べ物13選

糖尿病は「生活習慣病」です。
つまり、生活習慣次第で予防ができます。

特に私が大切だと考えているのは「食習慣」です。

そこで今回は
2019年に発表された論文をもとに
特に気をつけてほしい食べ物を13個ご紹介します。

食べたい食べ物Top5

  1. 全粒穀物:玄米、全粒小麦、オートミール

  2. ハイカカオチョコレート

  3. お茶

  4. コーヒー:無糖

  5. 緑黄色野菜

避けたい食べ物Top8

  1. ベーコン

  2. 砂糖入り飲料

  3. 加工肉:ハムやウインナーなど

  4. 赤身肉

  5. 人工甘味料入り飲料

  6. フライドポテト

  7. 白米

  8. アルコール:アルコールとして1日20gまで

簡単にまとめると
加工食品や肉を減らし、植物由来のものを食べる。
飲み物はお茶 or コーヒー 
となります。

これだけで糖尿病のリスクを下げられます。
試してみる価値があると思いませんか?

もちろん人間なので完璧にする必要はないですし
厳しく考えすぎないようにしてください。

1日1皿サラダを増やす
など簡単なことからでも十分です。

大切なのは
正しい知識を身につけ無意識に続けている習慣を
ほんの少しでも健康に良いものに変えること。

自分にできることから
少しずつ始めていきましょう。

まとめ

糖尿病は自分では発見しにくく
一度病気になると完治するのが難しい病気です。

さらに放置してしまうと大きな障害が
残ってしまう可能性があります。

糖尿病にかかりにくい食習慣を身につけ
健康的な人生を楽しみましょう!

参考文献

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