さくらまつり2024 ステージ その1
さくらまつり2024ではステージ発表がありました。
午前の第一部はヒカリズム音楽鑑賞や高岡銅器を使ったドラムサークル、表彰式など、式典感覚のフォーマルステージ、午後の第二部はミニライブや合唱、ビンゴ大会など楽しさ前面のカジュアルステージという色分けでした。
ステージについて、順不同で取り上げていきます。
■フィリピンソング:ジャスミンズ
さくらまつりのため、主にフィリピン出身の職員で結成した「ジャスミンズ」が楽しいパフォーマンスを披露してくれました。
まず歌ったのは、フィリピンのラブソング「Kahit Maputi na ang Buhok ko」、邦題は「ぼくの髪が白くなっても」。この歌、日本のカラオケに入っているほど大ヒットした歌だそうです。
それをまずタガログ語で、次いで日本語で歌いました。リーダーのジャスミンさんによると、フィリピンの人のほとんどは歌が好きだそうで、自宅にカラオケがある人も多いのだとか。
次は日本の童謡「春よ来い」を歌いました。まずメンバーで、二度目はお客さんと一緒に合唱です。
最後は全世界で流行した往年のヒット曲「君の瞳に恋してる」(Can’t take my eyes off you)に合わせてダンスを踊ってくれました。振り付けはメンバーのエバマリアさんの考案ですが、最初は合わせられなくて苦労したようです。しかし勤務後に練習を重ねるうちにだんだん合うようになり、ハッピーな気持ちになってきたとのこと。さくらまつりが近づくに連れ「練習場所のお風呂場から聞こえる楽しそうな声が大きくなってきた」と病棟の方からお聞きしました。
パフォーマンスはまさしく「can’t take my eyes off you」、目が離せないくらい楽しそうでしたよ。
ジャスミンズの皆さん、ありがとうございました。
ジャスミンさんのお話
実行委員会で声をかけられたとき、歌が好きなのでステージに出ることを決めました。みんなシフトが違うので練習時間を合わせるのが大変でしたが、仕事が終わったあと、病棟のお風呂場で練習しました。中には休日なのに練習のためだけに来てくれる人がいたりで、合わせて10時間ほど練習したかな。振り付けはエバマリアさんが考えてくれましたが、最初は合わせるのに苦労しました。でも練習するうちに少しずつ合ってきてとても幸せな気持ちになった。
ステージ? 緊張しました。でも、お母さんや夫や友達の顔を見たら落ち着きました。あとは、笑顔で楽しく歌うことだけを考えた。みんな喜んでくれたので嬉しかったです。
仕事はメディカルの言葉がわからなかったり、細かいコミュニケーションを取るのが難しかったりしますが、おばあちゃん子だったこともあって私はお年寄りが大好き。仕事なんだけど、おばあちゃんのお世話をしたり、接したりしているようで本当に楽しい。みんなに名前を覚えてもらったり、ありがとうと言われると幸せな気持ちになります。水上師長を始め、病棟の看護師さんたちもみんな親切で、チームで助け合って仕事をしています。
今は介護の仕事ですが、私のドリームはお母さんのように看護師の資格を取ること。いつか、看護師になりたいです。
紫蘭会光ヶ丘病院 広報室
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