医療法人社団 紫蘭会 光ヶ丘病院

富山県高岡市にある子どもから高齢者まで、障がいあるなしに関わらず、居心地よく繋がること…

医療法人社団 紫蘭会 光ヶ丘病院

富山県高岡市にある子どもから高齢者まで、障がいあるなしに関わらず、居心地よく繋がることができる場所、そして、地域に開かれた病院を目指す光ヶ丘病院。リハビリに音楽やアート、農を取り入れ、イベントなどを開催しています。HP:https://www.shirankai.net/

最近の記事

柳島自治会避難訓練

8月25日午前9時、高岡市から大規模地震の緊急速報メールが一斉に届きました。 「大規模地震に伴い南星中学校エリアで広域な火災発生。高齢者など、避難に時間のかかる方は各自治会内の一時避難場所に避難」 高岡市内全域で行われた避難訓練です。 光ヶ丘病院は地元柳島自治会と災害協定を結び、デイケア光ヶ丘が一時避難場所となっているため、住民の方がどんどん集まってきます。自治会の半数近くの34世帯、36人が参加しました。 9時30分、自治会長や役員の方から避難訓練にあたっての挨拶があり

    • ジョブキッズ リハビリ体験(後)

      お仕事体験王国ジョブキッズ富山。ジョブアトラクションの1つ「リハビリの仕事」の後半の舞台は、デイケア光ヶ丘前のリハビリファームです。 リハビリファームはその名の通り、患者さんや利用者さんがリハビリに利用するファーム。車イスや歩行器、杖などで利用できる工夫がいろんな随所に施されています。 例えば、車イスや歩行器の人がスムーズに移動したり、杖が引っかからないように、地面に黒いゴムマットが敷いてあります。また、車イスに乗った人はそのまま、杖の人は腰をかがめずに収穫や管理作業がで

      • ジョブキッズ リハビリ体験(前)

        7月29日(月)、お仕事体験王国ジョブキッズとやまのジョブアトラクションの1つ、「リハビリの仕事」が光ヶ丘病院で開催されました。 参加者は富山県内の小学1~5年生と保護者の11組。開会の挨拶で新藤悠子先生が「リハビリの仕事ってどんなことするか、わかる人はいますか?」という質問をしました。 「歩けるようにサポートをする」 「不自由な人を助けたりする」 子どもたちは予想以上にしっかりと答えます。 足のリハビリを行う理学療法士(PT)、手のリハビリを行う作業療法士(OT)、口の

        • 音楽療法 with COLORS

          7月26日(金)のデイケア光ヶ丘の音楽療法に、ジュニアコーラスCOLORS(カラーズ)の皆さんが来てくれました。音楽療法士の松井千代子先生率いるCOLORSは光ヶ丘病院さくらまつり2024にも参加、夏休みということで特別出演です。 出演は後半の30分ですが、前半の「おおシャンゼリゼ」や「ソーラン節」でも太鼓や鳴子で盛り上げてくれました。 いよいよCOLORSの出番。振付しながら歌う「チキチキバンバン」やミュージカルのような「歌はともだち」、それぞれソロで歌う「日本の歌メド

          スイカ割り体験

          いよいよお楽しみ企画第2弾、スイカ割りが始まりました。いちおうスイカ“割り”ですが、本気で割ると可食部分が減ってしまう。それでプラスティックバットを使うことにしました。 小学3年生以下は約3メートル、4年生以上は約5メートル離れて目隠しをします。目隠しが苦手な子はしっかり目を閉じればいいですよというルールにしました。 頭をプラスティックバットに付け、3年生以下は5回、4年生以上は10回、その場で回ってからスタート。最初はふらふらしていた子も周りの声に導かれてスイカに向かっ

          竹を使った流しそうめん体験

          カブトムシ小屋にカブトムシを返したあとはお楽しみ企画の流しそうめんです。実は流しそうめん、6月の「自然を楽しむ畑の学校」の企画だったのですが、警報級の大雨予想が出て中止となり、今回の実施となりました。 使う竹はヒロ先生とスタッフが山から切り出してリハビリファームに運びました。前日、スタッフが縦に割り、ささくれを削って節を取ります。当日、ヒロ先生が仕上げをし、ボランティアスタッフと一緒に繋げました。そうめんがうまく流れるようにつなぎ目の下に短く切った竹を置いて高さを調整します

          竹を使った流しそうめん体験

          こどもアート「虫の王様」

          7月20日、夏の特別企画として子どもアート X リハビリファームイベント を開催しました。子どもアートは実際のカブトムシを見て触って観察して、立体作品「虫の王様」を作ります。 まずはリハビリファーム監修の飯尾裕光(ヒロ)先生からカブトムシの持ち方や触り方などを教えてもらい、じっくりと観察します。 体の固さや足の形状、動き方などを観察してから、針金で角を作り、新聞紙で胴体を作っていきます。 もう一度足の付き方を観察してから、針金で足を付け、最後に胴や足に子どもたちがカラフ

          創立記念日

          7月1日は光ヶ丘病院の創立記念日。1981年、この地で創院され、今年で43年となります。 創立記念に当たり、高岡市伏木にある「こし村百味堂」の干菓子「千代くるみ」が職員全員に配られました。伏木は半年前の地震で大きな被害を受けた地区。少しでも復興のお役に立てればと、今回、お願いしました。 光ヶ丘病院は、子どもから高齢者まで、障がいのあるなしに関わらず居心地良く繋がることができる場所、そして地域に開かれた病院を目指し、これからも努力していきます。 今後とも光ヶ丘病院をよろし

          オリイブルー着色体験

          6月22日のオープンファームは高岡銅器のコラボ企画、オリイブルーの着色体験です。 (有)モメンタムファクトリー Oriiさんのご協力によりファームでの銅板コースターづくりに挑戦です。着色する銅の板をやすりで磨き、その上に糠をおいてバーナーで焼きます。 ブラシを使って焦げた糠を洗い流したら、また磨いていきます。そして、オリイブルーを生み出す緑青(ろくしょう)をつけます。 こちらは途中経過。少しずつそれらしい感じに仕上がってきました。 ここからは、また緑青をつけて乾かすと

          自然を楽しむ畑の学校:カブトムシ小屋作り

          午後からはカブトムシ小屋を作ります。細かなネットを結束バンドで止めて、 ケージをリメイクし、小屋の骨組みが出来上がりました。 長さを測って切ったボードに、ビスを打ちます。本格的なDIYです。子どもたちが平気な顔でビス打ちするのには驚きました。 屋根はプラスティックの波板です。 小屋ができればあとは仕上げ。ボードにペンキを塗って格好良くしていきます。 最後は看板作り。鉛筆で下書きをしてから色を塗っていきます。 ペンキをまだまだ塗りたい子どもたちは、段ボールにひたすら

          自然を楽しむ畑の学校:カブトムシ小屋作り

          クッキング記念日〜ポテトチップス作りに挑戦

          いよいよポテトチップス作りです。ポテトチップスは食べたことがあっても、ほとんどが作ったことがないという子供たち。初めに、新ジャガを良く洗います。 次に、ピーラーの使い方を習ってから薄くスライスします。 慣れない手つきで、危なっかしい。ヒロさんから、「刃物になれるのには、ピーラーからが最適、多少、指が切れても皮を切る程度で、深く切ることもないし、そこで、痛みを知り、加減をすることを覚え、ナイフを使えるようになります。一気に上手になるわけではないから、「危ない」と言って使わ

          クッキング記念日〜ポテトチップス作りに挑戦

          オープンファームは笑顔がいっぱい

          5月18日は、今年初めてのオープンファームの日です。 リハビリテーション科 新人スタッフは今日も元気いっぱい。 さて、本日は、サツマイモと夏野菜の定植を予定しています。 車椅子の人も、杖の人も、子どもも大人も利用できるのが「リハビリファーム」です。 レイズドベッドの横には、マットが引いてあるので、車椅子でも農作業が出来るのです。 さつまいもの定植は、子供たちが棒で、穴をあけ、利用者さんが苗を入れて定植していきます。素晴らしいコンビネーション。 紫蘭会の名前のもとになっ

          オープンファームは笑顔がいっぱい

          自然を楽しむ畑の学校

          5月19日(日)リハビリファームで「自然を楽しむ畑の学校」が開かれました。初めて参加した子どもたちも多かったため、講師のヒロ先生(飯尾裕光さん)が最初にリハビリファームを案内してくれました。 リハビリファームツアーの始まりです。 【レイズドベッド】 光ヶ丘病院はリハビリに力をいれている病院。体が不自由だったり、車椅子に乗っている人がいたり、歩行器を使っている人が多い。 ここの病院の先生たちはどんどん外へ出て、色んな人と関わり合いながらリハビリをしてもらおうと考えた。そ

          リハビリテーション科新人研修

          4月1日、リハビリ科に11人の新人が入り、一ヶ月に渡る新人研修が始まりました。 接遇や守秘義務、マナー、倫理などの一般社会人として常識を学ぶほか、バイタル講義やストレングエルゴ、物理療法、摂食嚥下療法、転倒対策、認知症・うつなど、専門的なことをPT、ST、OTに関わらず、職種横断的に学んでいきます。 新人研修には、当院の特徴とでも言うべき研修プログラムも組まれています。それらはタイトルを見ただけでユニーク。 瑞龍のこだま伝達会、1N音楽療法、ホームドラムサークル体験・サ

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          さくらまつり2024 ステージ その4

          ■みんなで合唱 松井先生の軽快なピアノに合わせて、リハビリの新人スタッフが入ってきました。COLORSの皆さんも再登場です。 ピアノから静かなイントロが流れ、新藤先生のバイオリンが重なります。「真っ白な 雪道に 春風香る わたしは なつかしいあの街を 思い出す」。東日本大震災の被災地や被災者の物心両面の復興を応援するために制作されたチャリティーソング「花は咲く」です。みんなで合唱が始まりました。 「誰かの歌が聞こえる 誰かを励ましてる 誰かの笑顔が見える 悲しみの向こう

          さくらまつり2024 ステージ その4

          さくらまつり2024 ステージ その1

          さくらまつり2024ではステージ発表がありました。 午前の第一部はヒカリズム音楽鑑賞や高岡銅器を使ったドラムサークル、表彰式など、式典感覚のフォーマルステージ、午後の第二部はミニライブや合唱、ビンゴ大会など楽しさ前面のカジュアルステージという色分けでした。 ステージについて、順不同で取り上げていきます。 ■フィリピンソング:ジャスミンズ さくらまつりのため、主にフィリピン出身の職員で結成した「ジャスミンズ」が楽しいパフォーマンスを披露してくれました。 まず歌ったのは

          さくらまつり2024 ステージ その1