苦即楽

苦即生死 苦即煩悩 苦即自我
苦というものは、一切皆苦というように、生きてゆく、そして死んでゆく上で切っては切れないものである。だから苦即生死。
苦が苦しいのは、煩悩への執着があるからなので、苦即煩悩。
苦は自我があると思うから解決できない。自我がなければ、苦しくない。

楽即生死 楽即煩悩 楽即自我
楽(快)は、生きて求めるものである、死ぬまで求めるものであるから楽即生死。楽は煩悩への執着であり、煩悩を追い求めることである。楽があると思うのは自分があるからなので、楽即自我となる。

だから、苦即楽となる。 苦しいのは有ると思う楽を追い求めるからで、楽に感じるのは、無我を実践して苦しいから脱却できた時である。だから楽即苦、苦即楽になる。

楽を追い求めてもよいが、それに執着すると苦しくなる。苦を解決しようにも、それに執着していると苦しいままで、それを諦めないといけない。

「ねばならない」ではない、執着しない楽、執着しない苦が大事なのだ。それは、今を大切し、常にゼロから始めることを心がけるといいだろう。

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