タイ米うまいし、結構便利~タイ米5㎏をひと月かけて消費した感想~

最近令和の米騒動が話題です。これが理由というわけでもないのですが、ここ一月くらいは、ものは試しに、ということで「タイ米(ジャスミンライス)」を食べていました。

今後のために、所感をまとめておきたいと思います。

理由
まず、タイ米を試してみようと思ったのは、自炊でインドカレー的なやつとかエスニックな領域のものを作ることが増えたので、それらの料理に合う、と一般的に言われる長粒種のコメと合わせてみたくなったからです。

実際、スパイスから作ったカレーは、味が強くて、同じように味が強いジャポニカだと、個人的に合わない気がしていました。

というわけで、アマゾンで5㎏2000円くらいと、通販で買えるものでは比較的安かった、伊藤忠が仕入れている「タイ米」を購入。

開けてみてまず、気になったのが香りです。苦手な人もいると聞いていましたが、個人的には気に入りました。ナッツっぽいと言われますが、そんな感じ。カシューナッツみたいなにおいがします。

肝心の調理は炊飯器を使用しました。水は白米と同じくらいでも問題なく炊けると思います。

ただ、タイ米に限らず、長粒種はジャポニカに比べると、水分を保持する量が少ないのか、もっちりしない感じで、悪く言えばぱさぱさした食感です。そのため、水が足りないとだいぶ、ぼそぼそした口触りになってしまう。個人的には白米より気持ち多めくらいの水がちょうどよかったですね。

水も同じということで、炊き上がりの時間も別に白米と同じで変わらず。焚き上げの工程は、もう少し面倒かなと思っていたのですが、意外と楽で安心しました。

肝心の味はというと、ジャポニカと比べ、甘味と水けが少なめな感じ。こう書くとまずそうに見えますが、タンパクな味のぶん、重たくならないというか、がつがつかきこめる感じです。

喰い合わせの食べ物は、やはり、キムチを載せたり、納豆ご飯にしたり、「コメがメイン」になる組み合わせはあまり合わない印象です。

別に食えないわけではないのですが、口中調味が難しい感じ。それよりも、中華とかインド系の料理とか、ガツンと濃い味のものがハマる印象でした。

今回は試しませんでしたが、タイ料理のお店とかでは、炒めごはんにも使われており、そういった食べ方もやはり、おいしいと思われます。

全体的に好印象でした。ネックは通販だと多少割高だということ。ただ、SNSでハラルフードのお店を紹介している人や、英語しかない、池袋とか大久保にある、ハラルフードの通販サイトを見ると結構安く売っているので、実際に店舗に足を運ぶと案外安く済ませられるかもしれません。

本格的に日本のコメが高くなったら、試してみてもよいかも。

予断ですが、タイ米に次いで、バスマティライスも買ってみたので、今度はそちらの感想もまとめたいと思います。

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