グレーでいること
千葉雅也さんの「現代思想入門」を読んでいる。語り口が堅苦しくなくさらさらと流して読めてしまうけど、わたしはそれだと何も理解できないので一生懸命読んでいる。ということでまだまだ序盤です。
小説しか読んだことがなかった中で初めて手を出した新書がこの本。
Instagramでたまたま目にしたこの記事がきっかけで出会った。
「現代思想入門」とか「新書」から感じる小難しいイメージからかけ離れた「パンク的読書」という言葉が心に引っかかってずっと取れなかった。なにそれめちゃくちゃ面白そう!
やっと買って、ちまちまと進めている。
二項対立を疑ってみること、枠から外れていくこと、一旦グレーなままにすること、はっきりさせないままでいること、ものすごいエネルギーがいるし怖いことだ。白と黒に分けた方がきっと楽なんだ。言語化にもそういった側面があるかもな〜と思ったりしてみる。
グレーを認めること、グラデーションのひとつひとつに向き合うことのような気がした。大変なことだし全てに向き合うことは不可能なのだろう。
わかりやすくないもの、結果だけ見たら気付けないような葛藤の中にこそ存在するロマンがあるのだと思う。そういうものに気づけるようになりたいし、できるだけ大切にできたら良いな。
ぼんやり漂うように生きていることに頷いてもらったような気持ち。まだまだまとまらないですね。がんばって最後まで読むぞい〜
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