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気合い入らない月間

総じて白目むくぐらい気合い入らない月間でした。
特に変わりない日常が続いていくことが耐えられない、何を見ても何を聴いても何も感じない!大好きなドラマも大好きな音楽も好きなyoutubeもダメだった。心が踊らねんだ。こんなに心が動かないことがあるのか!?毎日つけていた日記を書くこともままならなかった。
美味しいものを作り、食べている瞬間は満たされている。けどご飯の魔法は即座に終わってしまう。なぜなら食べたら無くなってしまうから!!!そんな馬鹿な…と当たり前のことに対して信じられない気持ちになったりしていた。うまいメシのあとに待ち受ける毎日の皿洗い、皿拭き、フライパン洗い…汚れた台所…そして明日も米を研ぐ…

く…苦しい…ッ!

苦しくて、苦しさを紛らわせたくて常に映像や音楽やラジオを流していたんだけど、今日はもうそれをやめた。苦しいまま好きなものを摂取して嫌いになりたくない。孤独のままでいいじゃないか。
何もしたくないが腹は減るので今日も料理を作ることにした。この野菜がそろそろ傷みそうだから使わなきゃって毎日考えるのもなんか苦しいな。原因の一つらしい。これ死ぬまでやるんかと考えてしまったら止まらない。振り切るように包丁を握って無音の中トントンザクザクやる。
あれ?と気付く。久しぶりの無音、案外心地のいいものだった。
日常の中で心を躍らせようと躍起になりすぎていた。最近はハイになる瞬間と、ウワァと我に返る瞬間が交互に来ている感じもあって、その波の激しさも精神に良くはなかったかなと思う。
無音が心地良くなると不思議と気分も上がって喋りたくなる。料理しながら音声日記をつけてみる。

あれこれじんわりたのしいぞ。
たすかった。わたしはまだ己の中に楽しさを見出せるらしい。
これで心地良く冬支度ができる。は〜あぶね〜

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