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歴史に学ぶ癒し(1)俳句・和歌を嗜む

小中高生の自殺が過去最高だという。何となくわかる気もする。たぶん先行きに希望がない、生きることに楽しみがない、という気持ちなのだろうと思う。歴史上の人物にも不遇に置かれた人はいた。そんな時、人びとはどうしたのだろうか?
その一つの答えは、和歌や俳句に勤しむということである。和歌や俳句には自分が置かれた境遇や自己の心情、景色や風景に目を向けて、自分が感じたことを吐露する機能がある。自己を客観化し外界に目を向け、心情を吐き出すという機能がある。しかも自己流によむだけなら、費用はかからない。ペンとノートぐらいだろう。だから若者にも何かこうした自分を見つめ、外の世界、できたら自然界に目を向け、自分の気持ちを吐き出したらどうだろうと思う。それはSNSでも良い。ただ淡々と自分の心情を綴っていけばよいのだ。(了)

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語部史(かたりべ・ふひと)
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