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両親から継承されたスピリチュアリティ 〜心理療法受けてみた〜


おはよう。スピリチュアルネイティブのタケルです。

空が白い。秋の雲は筋が多くて、流れていて、空気が澄んでいて。
でも11月もまだまだ暑い日がやって来るらしい。どうか皆様ご自愛ください。

さて、実は先日、俺は初めてカウンセリングを受け、その流れから心理療法も受けてみた。そのことについて、簡単にレポートしてみたいと思う。

自分がカウンセリングを受けた理由の一つは、自分もまたカウンセリングを勉強中であるから。そしてもう一つは、自分のスピリチュアリティについて、今一度向き合って見たくなったからだ。

俺は自分の霊能について、今後どうやって付き合っていくか、ずいぶん長い間考えていた。普段の仕事ではとりわけ必要ないし(便利な時もあるが)、何よりそれなりに苦労することも多くて、この能力をあまり前向きに捉えることができないでいた。

一方で、自分のアイデンティティの多くを占める能力が、社会と繋がれていない感覚に、だんだんと心許なさを感じるようにもなった。例えばパートナーのモモは人のオーラが見えるから、仕事で面接やオーディションなんかが入ると、まずオーラを見ているらしくって、これが採用に非常に役立っているという。

面白いことに、モモの上司もまたオーラが見えるらしくて、モモは上司には自分の能力を打ち明けていないらしいが、「あの子オーラ綺麗だったね」なんて感じで、何かと上司との意見が一致するので仕事がしやすいんだとか。

一方で俺は、どちらかといえば通信能力系なので、あんまり仕事で役に立っている実感が薄いんだよなあ〜と、いつもモモを眩しく見ていたりした。

心理療法で気がついたこと

そんなこんなをカウンセラーと話していたら、不思議なことに、話は段々と父母のことへと行き着いていった。

俺のスピリチュアリティは、父譲りだ。だけど、うちは父とは離婚をしている。おまけに、父は自分の霊能についてずいぶん悩み、生き方にも苦労があったらしく、俺はそのことを母から何度か聞かされていた。

カウンセリングを受けているうちに、実は父とのことが、思いがけず自分の霊能へのスタンスに強く影響を及ぼしているのがわかってきた。人の能力は、そのほとんどを両親から受け継いでいる。たとえ離婚して共に生きることができなかったとしても、能力は、あらかじめそこに蒔いた種が発芽するみたいに、いつしか自然と花咲くものなのだ。

だけど、俺は自然と花が咲いていく過程で、父からの継承というものを受けることができなかった。そうこうしているうちに他界したので、俺としては、父から受け継いだ才能の、才能の部分だけしっかり受け継ぎながら、その取説や受け止め方、父の経験についてを手にすることができなかった

いや、純粋にコミュニケーションを取れればなんでもよかったのかもしれない。なんなら、父さんとただ「秋の空って綺麗だね」なんて言って、肩を並べてぼうっとできれば、それで十分だったのかもしれない。そんなことでも、継承は叶ったように感じる。

そんなことが、心理療法を受けるうちにわかってきて、俺は随分と自分のスピリチュアリティについて、ゆっくりゆっくりと前向きな気持ちになれていった。そしてだんたんと、

俺はこの力を、まず懸命に生きる自分のために。
そして懸命に生きる誰かの役に、立てたい。

という、極めてシンプルな気持ちが、だんだんと発芽していった。

俺にとっての霊能が、社会との間でうまく接続できていなかったのは、実は父とのつながりの不足感に、影響があった。それがわかっただけでも、ずいぶん楽になれたのを覚えている。

今日も読んでくれてありがとう。



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