見出し画像

雑男グルメ談①[初めてのどじょう…果たして美味いのか…!!]


うすちゃすちょりっす。よしおです。


今日は友人達と浅草へ。もう昨日か笑
ひょんなことからどじょうを食そうという話に。

私ももう30歳。
恐らくイケイケな人生を歩んだ分
ホテルも旅館もグルメも結構経験値高い方と
自負しておりますが珍味は別。
どじょうが珍味なのかは知らんが。笑
正直食べたくは無いが、大人の男としてレベルアップしようと思い重い腰を起こした。

浅草は駒形。
とにかく外観も内装もめっっちゃ老舗って感じで超雰囲気良いです。
古き良きが好きな方にはまじおすすめ!



私がどじょうを避け続けてきた理由は一つ。
死んだじいちゃんから聞いた話が
酷くてしんどかったからです。笑

小さい私は無邪気にじいちゃんに聞きました。
「じいちゃんは好きな食べ物ってあるの?😄」

「ん?じいちゃんはなどじょう鍋が好きだ👴」

「どじょう鍋?どじょうって食べれるの?🤔」

「食べれるぞ。じいちゃんの好きなどじょう鍋はな、まず鍋にお水と大きなお豆腐を入れるんだ。
そんで、そこに生きたままどじょうをどばっていれてな、元気などじょうがお鍋を泳ぎ回ってるのを確認したら火をつけてグツグツ煮てくんだ。
そうすると、お水がだんだん熱くなってくるよな?
熱いと、どじょうさんは死んじゃうから
みんな必死にお鍋を泳いで冷たいところを探す。
そこで見つけるんだよ、お豆腐を!
お水がまだ沸騰する前だとお豆腐はたくさんお水を吸ってるからまだちょっと冷たい。
少しでも生きようと、みんな逃げろーってお豆腐に入っていくんだ。でも火はついたまんまだ。
だから当然お豆腐にも火が入るな?
入ったら最後、どじょうさん達はもう出れない。
お豆腐の中でどじょうさんもグツグツになる。
そしたらそこにネギをドバッとかけて出来上がり。
豆腐を割ってポン酢につけてパクっと食べると、
これがたまらなく美味いんだ。
いつか一緒に食べような👴」

「うわーん!どじょうさんかわいそうだよーえーん😫😭」

「わっはっはっはっは👴」

そんな感じでどじょう鍋は絶対に食べられないと
幼き私にはトラウマが根深く残っていました。

月日が流れ大人になった今、
じいちゃんの事を思い、せっかくの機会に
一歩踏み出す事にしたのです。

いざどじょうの名店へ。



シンプルどじょう
頃合いを見てごぼうをぶち込むのが駒形スタイル
こちらは柳川
卵とじの分、だいぶ食べやすい





結果…







爆裂美味い

いやまぁ、思ったよりって感じかもしれんけど
普通に美味しかった。

シンプルどじょうの方も柳川もどっちも。
どじょうの味は何?って言われると難しいけど
苦くしたししゃも?って感じかな。
魚の内臓とか俺普通に好きで醤油垂らして食うんだけど、あの苦味に近いかな。

その辺が食える人なら全然食える。
ごぼうを乗せる前のルックスは結構パンチあるけどね。笑


柳川はもう普通に卵料理。
あれだけでどじょう食ったことあるとは言えんね。全然どじょうの味が薄くなっちゃうから。

大体一人前2〜3千円です。
お供にはもちろん日本酒で。

ドジョウをパクリ
口に残ったほろ苦さを
切れ味鋭い冷酒で流す
鼻から抜ける土臭さと日本酒の米臭さが消える前にもう一度どじょうを放り込み、
また日本酒で洗う。


この作業。

最&高





とまぁそんな感じで、昼過ぎからどじょう食って
日本酒飲んで、店変えて電気ブランぶち込んで
3件目でへべれけになって帰宅。

じいちゃんは日曜になると
競馬行ってはそんな感じになって帰ってきてたなぁ。

俺も競馬好きのへべれけ好きになった。

いつかじいちゃんとこうやって鍋つつきたかったけど、あの頃のトラウマが大人になって超えられただけで、良しとしよう!




じじい!どじょう鍋、俺も好きだったわ!

そんな感じです!


ではではアデュー

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?