第4回第1問を使った模擬問題(問題と解説と解答)
塾生用の模擬試験用問題―2です。まずは、最近の過去問風の問題文を書きます。その後、(有料エリア)に解答例と解説を書きます。
第1問
第4回第1問の「Xの言い分」および「Y社の言い分」に基づき、以下の小問(1)から小問(5)までに答えなさい。解答欄はないので、各自で適宜用意して手書きしなさい。
小問(1) 本件において、Xの立場に立って、特定社会保険労務士としてXを代理し、本件有期雇用契約の雇止め(雇用終了)の無効を主張し、Xを申請人、Y社を被申請人として「個別労働関係紛争の解決の促進に関する法律」に基づき都道府県労働局長にあっせんの申請(以下「本件手続」という。)をするとして、当事者間の権利関係を踏まえて記載するとした場合の「求めるあっせんの内容」(訴状の場合に記載する請求の趣旨的なもの)は、どのようになりますか。解答用紙第1欄に記載しなさい。ただし、遅延損害金の請求は除くものとする。
小問(2) 特定社会保険労務士として、Xを代理して、Xの立場に立って、本件手続を申請し、Y社のXに対する雇止めが無効であることと未払残業代2年分を主張する場合、それを根拠づける主張事実の項目を簡潔に5項目以内にまとめて、箇条書きで、解答用紙第2欄に記載しなさい。
小問(3) 特定社会保険労務士として、Y社を代理して、Y社の立場に立って、本件手続においてXに対する雇止めが有効であることと未払残業代はないことを主張する場合、それを根拠づける主張事実の項目(Xの主張に対する反論の主張も含む。)を簡潔に5項目以内にまとめて、箇条書きで解答用紙第3欄に記載しなさい。
小問(4) 本件事案について、双方の主張事実や本件事案の内容等を踏まえて、本件雇止めの効力について考察し、その法的判断の見通し・内容を、解答用紙第4欄に250字以内で記載しなさい。
小問(5) 本件事案について、Xの代理人である特定社会保険労務士として、本件「あっせん手続」において、Y社側の主張事実も考慮し、かつ、「法的判断の見通し」を踏まえ、妥当な現実的解決を図るとした場合、どのような内容を考えますか。解答用紙第5欄に250字以内で記載しなさい。
(注)第4回とは、質問を変えてあります。
[Xの言い分]および[Y社の言い分]は第4回第1問を参照すること。
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