最近の第2問過去問の構造の分析と攻略方法
今回は、第2問(倫理事例問題)の構造を分析してその攻略に必要な情報提供と私流の攻略方法の手ほどきをします。
目 次
1. 第2問(倫理事例問題)の設問の構造(3つのポイント)
(1) (紛争事例問題と同様に)法的三段論法で解く。
(2) 規範として使われる条項は限られているので、全部暗記して、逐条解釈を理解しておく。
(3) 利益相反関係の処理の仕方が問われているので、(個別の条項の底流に流れる)利益相反の概念について理解しておく。
その1:利益相反の入口としての代理
その2:代理と委任
その3:自己契約・双方代理と利益相反行為
2. 4つの利益相反関係と社労士法22条2項の解釈
その1:利益相反関係を検討する際の4つの枠組み
その2:委任と代理
その3:社労士法22条2項の逐号解説
3. 第2問(倫理事例問題)の解き方(解答の書き方)
(1)ここまでの解き方を使って第17回第2問小問(1)(2)を解く。
(2)ここまでの解き方を使って第12回第2問小問(1)(2)を解く。
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