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第11回と第13回の第2問過去問(倫理事例問題)の解説

 台風10号の被害、それ以外にもあちこちで発生する集中豪雨や地震の数々、本当に気が重くなることが続いています。おまけに、まだまだ暑いですし。
 ところで、初受験の方々には、能力担保研修の教材が届いたことと思います。封筒の中身をしっかり読んで、これから始まることを十分に把握して試験本番まで頑張ってください。 聞くところによると、集合研修の設例2が、私が受講した第16回と同じだそうです。ということは、私が以前noteの記事に書いた、第16回設例2の名ばかり管理職と固定残業代制の記事が、集合研修の準備に役立つということです。
 能力担保研修の集合研修を受ける受験生にアドバイスしておきます。集合研修用の教材は全部読んで問題を解いて研修に臨んでください。できたら設例1と2の答案の原稿を書いて、会場へパソコンを持ち込んで、その場でメンバーと議論しながら修正して、集合研修の最終日に、メンバー全員とチューターの特定社労士のサインをした表紙をつけて、事務局に提出してください。提出の締め切り日は、2-3週間後になっていますが、表紙に全員のサインが要るので、全員が揃う研修最終日に完成させておかないと、後日、誰かがサインを集めに走り回るはめに陥るからです。もっとも、表紙のサインだけ先にしてしまっておくという方法も考えられますが、チューターの特定社労士が、そんな白紙委任みたいなサインをしてくれるかどうかは不明です。
 また、集合研修のグループ分けや具体的なメンバーの名前は、初日の朝まで分かりませんし、遠方からホテルに泊まって来られる受験生もおられるので、答案2通を完成させるために、前半の研修日の夜や最終研修日までの間、どのようにしてコミュニケーションをとって(LINE、Zoom、Emailなどの手段の選択も)、答案を作りこんでいくかについて、しっかり話し合っておく必要があります。
 集合研修初日に集まってから、テキストを始めて開いて、さてさて何をするのかな?などと考えている暇はありません。もちろん、10名前後のグループ員は千差万別で、準備万端で来る人もいれば、まったく白紙で来て何の役にも立たない人もいます。
 2通の答案をさっさと提出して、一日も早く受験勉強に専念したい人は、私のアドバイスに従って、今から、準備を始めてください。この話は、先日、初受験の塾生にしました。
 奥田塾(狭義)の今年度の塾生はまだ募集中で、2名枠が残っています。教材の配布、Q&A、授業、情報交換会など、すべてLINEとZoomと郵便を使ってやりますし、受験情報が少ない地方の方には、情報入手(塾生同士の情報交換も)の手段としてもお勧めです。お申込みお待ちしています。
 それでは、第11回と第13回の第2問(倫理事例問題)の過去問の解説をします。

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