知らなくても大丈夫

数日インスタのアプリを意識的に開かないようにしている。
今日で見なくなって6日目。

心のモヤが少し晴れたので、何故だかイラついたり、心に余裕がないと感じる人にはおすすめしたい。

他人が何をしたか、どこに行ったか、何を買ったか、暮らしや将来に役立つ情報を知っても、私はそれを受け取るほどの脳内にも心にもキャパがないのだ。
その昔、スマホもない時代、私たちはいらない情報は積極的に取りに行かなければ別に知ることもなかったし、生活するなかで充分に足りてた。
昔の同級生、昔のバイト仲間、数年会ってない友人、会ったこともない想像上の憧れが詰まったライフスタイルやルックスをしてる人達の眩しい物欲おばけ達…
勿論、なかなか集まれない友人達の日頃の近況が知れるのも楽しい一面もある。
写真や映像で見ると、刺激が強くてやたらこびりついてしまう。

私は疲れたり、寝る前だったり、何か気を紛らわせたい時は決まってインスタを開いてストーリーもくまなく見ていた1人だ。
為になる情報も勿論多いけども。
必要としないとわかっていてもムクムクと湧き出る物欲。
自分は何も出来てないなぁ、どこにも出かけてないなぁ、と思って自分の足りてる生活や現状を卑下するクセができていた。
…もう見るのやめよ…
いきなりアプリを消さず、たまに覗くくらいのスタンスで見よう。
インスタを意識的に見なくなって、2日目で心が軽くなった。
3日目で、インスタのことを忘れはじめた。
今日で6日目。
朝、久しぶりの感覚でおそるおそる開いてみた。
まず目に飛び込んできたストーリーを見ると
学生時代の知り合いがお風呂あがりなのか、
酎ハイを片手に
「部屋着はユニクロじゃなくて、ジェラピケです」みたいな投稿だったので、そのまま閉じた。
もう見なくて大丈夫です。
受け身でなく私自身で欲しいものや、得たい情報を取りに行こうと思う。

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