ずっと歩きたければ靴を選ぼう③〜踵の話し〜
踵はキュッと!が大切なポイント
踵は靴との隙間がなく「キュッと!」が大切なポイントです。
歩くとき最初に着くのは踵の頭の所で「かかとは足の土台」になります。 足の土台ということは、体の土台ということにもなります。ですからかかとが「パカパカ」脱げてしまう靴は、 不安定な靴です。極力避けたいですね!
履いて踵に隙間がない靴を選ぶ事で靴づれの予防が出来ます。
日本文化の影響もあるとは思うのですが、靴が歩くよりも脱ぎ剥ぎがいいのを重要視する方が多くあり、大きい靴が人気なのかな?と思う時もありますが大きすぎると、靴の中で足が動きつま先側に行きやすくなり外反母趾などの原因になる場合もあります。最初に踵が着くので足運びも悪くなります。
サイズが大きい靴はよくないですよ、ご注意ください(^ ^)
お店で言おう「ヒールカウンターがしっかりしている靴ください」
ヒールカウンター(着地時の安定性を高め踵の追随性を高めるため、人の踵の丸みと同じ形に成型された靴の踵の芯)とは、踵が内側に転がり過ぎないようについている踵にある硬めの芯のような素材です。ある程度の硬さが必要で、硬さがある事で踵が安定し着地がしっかりします。
ヒールカウンターは踵を正しく支えることで着地時の横方向のズレを防ぎ、蹴り出しのとき、靴との一体感を維持することで靴を体の一部として履き手に違和感を感じさせない効果を生みます。
踵の正確な追随は靴の後部での摩擦を抑え、踵の底部と後部(アキレス腱の付け根)に起こる肉刺(まめ)や胼胝(たこ)を防止してくれます。
靴擦れを心配してヒールカウンターが柔らかい靴を選びたくなりますが、サイズが合っていれば靴擦れは回避できるので、靴店ではヒールカウンターの硬さをチェックして頼みましょう(^ ^)
通常歩行では、かかとから接地して足裏に荷重します。接地する瞬間、かかとには体重の1.3~1.8倍の負荷が加わるため、かかとがぐらつかないように固定しなければなりません。このときに働くのが足首や足を支えている筋肉です。
これらの筋肉が働いてかかとが固定されていればよいのですが、筋力が弱っている人や疲れて筋力が低下している人は、ぐらついてかかとが変形してしまいます。そして、これが足の痛みや故障を起こす原因になります。
このような人には、シューズのヒールカウンターが、かかとの固定をサポートしてくれます。
ヒールカウンターとは、かかとと接する部分です。この部分が、かかとにぴったりとフィットして安定しているシューズを選んでくださいね!
ただし、ヒールカウンターにばかり頼るのではなく、自前の筋力を強化して、だんだんとヒールカウンターがなくてもかかとを固定できる機能を養っていきましょう。
お気持ちだけで十分です。そのお金をご両親の靴を買うことや身近な人や自分へのプレゼントに使ってくださいね(^ ^) 心ある方々がの活動を支援してくださった場合には、いつもお世話になっている皆さまに1杯奢ります。足の番人で宇佐美と握手!!