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代表的なラグジュアリーストリートブランド10選
2010年代ファッションの主役と言っても過言ではないラグジュアリーストリートファッション。
長期にわたるビッグトレンドとなり、キャットウォークから街中まで、多くの新鋭ブランドが席巻しました。
2020年代に入り、下火になったものの、依然根強いファンを抱えるブランドも少なくありません。
この記事では、そうしたラグジュアリーストリートファッションを牽引する代表的なブランドを改めてご紹介します。
1. OFF-WHITE (オフホワイト)
デザイナーのVirgil Abloh(ヴァージル アブロー)氏によって2014年に創始されたブランド「OFF-WHITE(オフホワイト)」。
ラグジュアリーストリートの王様と言ってもいいくらいのブランドで、Abloh氏は2018年から2021年に逝去するまでの間、「LOUIS VUITTON(ルイ ヴィトン)」のメンズ部門のディレクターも兼任していました。
ブランドのアイコンとなっているのが、斜めストライプのプリントを配したアイテムで、ご存知の方も多いでしょう。
大胆なグラフィックを取り入れたアイテムも多く、強いパワーが感じられます。
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2. VETEMENTS (ヴェトモン)
OFF-WHITEと共にラグジュアリーストリートブームに火を点けたブランド「VETEMENTS (ヴェトモン)」。
ボリューム感のあるトップスや脱構築的なデザインが特徴で、「クチュリエの作るストリートウェア」という感じがします。
ロゴの入ったシンプルなTシャツやフーディー(パーカー)も人気です。
ブランドの創始者兼デザイナーで、「BALENCIAGA(バレンシアガ)」のアーティスティック・ディレクターも兼任していたDemna Gvasalia(デムナ ヴァザリア)氏は、2019年にブランドを離れ、「BALENCIAGA(バレンシアガ)」の仕事に専念することを発表し、話題となりました。
3. 1017 ALYX 9SM (アリクス)
アメリカ・ニューヨークを拠点とするブランド「1017 ALYX 9SM(アリクス)」。
デザイナーはLady Gaga(レディー・ガガ)やKanye West(カニエ・ウェスト)らのクリエイティブディレクターを務めたMatthew Williams(マシュー・ウィリアム)氏。
サブカルチャーから受けるインスピレーションをハイクオリティな素材と融合させて創り出す新しい感覚のストリートウェアからは、ミリタリー、パンク、ゴシックといった要素も感じられます。
ウェアに劣らずアクセサリー類の人気が高く、特にブランドを象徴するアイテムであるローラーコースターバックルベルトは、過去にDior(ディオール)とのコラボでも取り入れられるなど、最注目のアイテムです。
4. FEAR OF GOD (フィア オブ ゴッド)
世界中で人気を誇る、LA(ロサンゼルス)発のラグジュアリーストリートブランド「FEAR OF GOD(フィア オブ ゴッド)」。
デザイナーは、MBAを取得後、メジャーリーグベースボール(MLB)の「ロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)」で働いていたという異色の経歴を持つJERRY LORENZO(ジェリーロレンゾ)氏。
グランジと現代のヒップホップスタイルをミックスしたような、エフォートレスでありながらエレガントさも併せ持つストリートウェアは、Kanye West(カニエ・ウェスト)やJustin Bieber(ジャスティン・ビーバー)などセレブも虜にするほどの人気ぶり。
デザインの教育を受けたこともなく、半年ごとに新作コレクションを発表するという業界の常識にも染まらない、型破りなところからもスケールの大きさが伺えます。
「NIKE(ナイキ)」や「Ermenegildo Zegna(エルメネジルド ゼニア)」などのビッグブランドとのコラボレーションも話題となりました。
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5. AMIRI (アミリ)
こちらもLA発のラグジュアリーブランド、「AMIRI(アミリ)」。ロックの要素が強く、ストリート感がありながらシャープなスタイルが特徴のブランドです。
特筆すべきは、アイテム一つ一つの完成度の高さ。手作業で丁寧に施された装飾やオリジナリティのあるグラフィックなど、一点一点への熱量を感じさせるデザインのものばかりです。
特に、ブランドを象徴するアイテムである「MX1」ジーンズ(デニム)は、ディテールに徹底的にこだわったデザインがミュージシャンやセレブリティからも支持を得ています。
2022年には、南青山に旗艦店をオープンしました。
6. PALM ANGELS(パーム エンジェルス)
「MONCLER(モンクレール)」のアートディレクターを務めるFRANCESCO RAGAZZI(フランチェスコ・ラガッツィ)氏が手がけるブランド「PALM ANGELS(パーム エンジェルス)」。
LA(ロサンゼルス)などでのスケートボードシーンを撮影した写真集のプロジェクトに端を発し、その世界観をファッションブランドへと発展させる形でスタートしました。
高級感のあるスケータースタイルが特徴で、ロゴの入ったパーカーやジャージーなどスポーティーなアイテムが人気です。メンズ・レディース両方を展開していて、世界中の名だたるショップで取り扱われています。
7. HERON PRESTON (ヘロン プレストン)
古くからの親友であるVirgil Abloh(ヴァージル アブロー)とのコラボレーションで、一気に名を馳せたデザイナー、HERON PRESTON(ヘロン・プレストン)氏のブランドです。
ワークウエアやインダストリアルデザインから着想を得たデザインが特徴で、特にアメリカの作業着の多くに付けられるタグのカラーであるオレンジは、ブランドの象徴的なカラーとなっています。
また、「スタイル」を意味するキリル文字「СТИЛЬ」のロゴもアイコンとして有名。品質に対する拘りも強く、製品はイタリアで生産されています。
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8. A-COLD-WALL (ア コールド ウォール)
Virgil Abloh(ヴァージル アブロー)氏のアシスタントを務めていた経歴を持つSamuel Ross(サミュエル・ロス)氏が創設したブランド「A cold Wall (ア コールド ウォール)」。
Ross氏自身が体験したイギリスの階級社会や文化を反映したブランドです。
ユースカルチャー、ワークウェア、イギリスの伝統的なテーラリングといった要素をミックスした、脱構築的なストリートウェアが注目を集めています。
ナイロンやPVC(ビニール)などハイテク素材を使用したフューチャリスティック(未来的)なデザインが特徴で、製品はイギリスで製造されています。
9. OAMC (オーエーエムシー)
過去にはSupreme(シュプリーム)でヘッドデザイナーを務め、現在はJil Sander(ジルサンダー)でメンズのデザインディレクターを務めるLuke Meier(ルーク メイヤー)氏が、ストリートとラグジュアリーのギャップを埋めるべくスタートさせたブランド「OAMC(オーエーエムシー)」。
ストリートに寄りすぎず、ワーク、クラシックといった要素をミックスした現代的なスタイル、そして、ミニマルなデザインが特徴。
上質な素材を使い、名だたるラグジュアリーブランドと同じ工場で生産されるアイテムの数々は、正に一級品と呼ぶにふさわしいプロダクトです。
10. RHUDE (ルード)
Forbes誌が発表する「30-UNDER-30(世界を変える30歳未満の30人)」の2019年版に選出されたRhuigi Villasenor(ルイージ・ビラセノール)氏による、LA(ロサンゼルス)発のブランド「RHUDE(ルード)」。
バンダナ柄のTシャツやハワイアンシャツといったアイテムが有名ですが、ミニマルなデザインのアイテムやロックテイストを取り込んだアイテムなど、ストリートの中にも幅広さがあります。
全てがMADE IN USAというプロダクトの質の高さも評価されています。
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