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「モノ」の価値

先日、3泊4日で香港・澳門(マカオ)に行きました。

実は5年くらい前にも行ったことがあり、今回で2回目です。


街の景色は、当時とそこまで変わらない印象を受けましたが、

今の違った目線でこの地を歩いてみると、

ふと考えさせられることがありました。



高級ブランドの店、多くない?笑

一緒に来た友人たちと香港を散策をします。

おしゃれな街並みを多くの人が行き交っています。

ちょっとでも注意を逸らすと

人とぶつかりそうになるくらい笑


しかし、そんな中でもやはり、

ファッション関係のことには

すごく目がいっちゃいます笑


とりわけ印象に残ったのは、

GUCCIやCHANELといった

高級ブランドのブティックやテナントがとにかく多い。

商業施設の中には必ずといっていいほど

高級ブランドのテナントが入っています。


どうやら香港は関税や消費税がないため、

高級ブランドの商品でもリーズナブルに買えるらしく、

中国本土の人が買いに来るそうですね。

こんなにあちこちに出店して採算取れるの?

なんて思っていましたが、

需要はとても大きいからこそ

ガンガン出店できるんでしょうね。


こういった光景を目にしたときにふと、

ここまで大きなの需要を生み出す、

高級ブランドの価値ってなんなのだろうか?

そんなことを思ったのです。



「モノ」を通じて「ステータス」を買う

高級ブランドの商品価値とは、

その品質や、デザインだけでなく、

「その商品を持っている」という「ステータス」を

提供してくれるところにもあるのかもしれません。


普通の人では持てない、

誰もが知っている、

高級ブランドの商品を持っている自分。

人とは違うステータスを実感させるところに

価値があるのでしょう。


実際に、高級ブランドは

大々的にメディア広告をうったり、

パリコレ等のファッションの祭典に参加して、

その認知度と高級感を高める努力をしています。

その努力が商品に、

「選ばれた人しか持つことができない」という

プレミアム感を付与しているのかと。

認知されていなければ、

単に「品質が良い」商品、ですからね。


「モノ」という目に見えるものを通じて、

「ステータス」という目に見えないものを提供してくれるのが、

高級ブランドの商品なのかなと思っています。



本当の価値は目に見えないところにある

そんなことを考えると、

では自分の場合はどうなのかな〜なんて思うわけです。


講座では知識を教えて。

身なりを変えたい人にはコンサルを提供して。

スーツに興味ある人にはオーダースーツを提供して。

では、それを提供した結果、お客様はどうなっていくのか?

これが自分の提供する商品の本当の価値なのかなと。


今の自分はちゃんと自分のビジネスの軸に則って、

お客様に価値を提供できているのか?

ファッションのビジネスを始めて1年ちょっと。

多くの方々の支えがあり今がありますが、

今一度自問自答する良いきっかけになりました。

というか、来月は時間作って見直してみようかな。

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