あの人が垢抜けて見える理由
自分を好きになるための理系ファッションアドバイザー、Kaoriです。元はダサめの理系オタク、IT企業を退職し、とある強い思いからファッションの仕事をしています。
先日書いたとおり、洗練感のあるファッションには、色や生地感などの 7 つのルールがあります(①、②)。
が!このルールを全て守ったとしても、誰しもが洗練されて見えるわけではありません。「じゃあどうしたらいいの?」のか、これを読み終わる頃にわかります。
洗練感ルールを満たしても、垢抜けるとは限らない
地味色を着て、きめ細かい生地を着てれば誰でも洗練されて垢抜けて見えるわけではないのです。むしろ貧相に見えたり、地味地味過ぎたり・・・・なんて事も。誰が着るか、によって同じ服を着ていても、与える印象は大きく変わります。
私がご紹介した7つのルールはあくまで、「洗練感」がテーマとなる方限定(全人口の20%位)です。では、その他の80%にとって大事なこととは?
「垢抜ける」とは、顔との一体感があること
ファッションもメイクも、その人の魅力に合ったものが、垢抜けて洗練されて見える。装い手の顔と一体感のある、繋がりのあることが大事。なんなら、見てくれだけではなく、性格とも行動とも一体感があることが大事です。
パーツも大きく、派手な顔立ちの人が、淡くて地味色・アンニュイな柄を着ていると、ハッキリ言ってパジャマに見えます。たとえ10万以上の高級服でも、です。顔の華やかな印象と、服の印象がかけ離れてしまうのです。
服だけを切り取れば、洗練感ファッション。派手顔の人が地味な服を着れば、対比効果で顔が更に派手に見えます。同じく服も、必要以上に地味に見えます。
たとえば、ミニーちゃんのような元気ハツラツ顔に、キキララちゃんの衣装を着せたら?
それも、勿論かわいいけど、やっぱりミニーちゃんには赤白ドットの元気柄が似合います。
たとえ貴方にとっては派手派手しい服であっても、服と同じ雰囲気を持つ方が着れば、オシャレになり、垢抜けて見えるのです。
ただ地味色・薄手の高級生地を着て、飾りをミニマムにすれば洗練感が出る、というものではありません。顔との一体感が大事なのです。顔の印象と服の印象がかけ離れていては、洗練感は生まれません。
じゃあ、顔との一体感ってどうやって出したら良いのよ!!
自分の顔はどんな顔なのかを知る
この疑問の答えは、一般的には「自分の顔がどんな顔なのか」をよく知ることです。けど、鏡とにらめっこしているだけでは、客観的な観察は難しい。
自分の顔ってどんな顔?
客観的に見たらどうなのか?貴方だけの答えを知りたい方に、「自分に似合う柄・形・素材を知るトータルファッション診断」はオススメです。
たとえ診断を受けずとも、自分の顔を柄にたとえて見ると、「自分はどんな顔なのか」が、見えてくるかもしれません。
レゴブロックじゃないんだから、人間はみんなそれぞれ、違う顔。似合うものも違うんです。
自分の顔、自分のこと、もっと知って行きましょう。
それが貴方を魅力的に魅せる一番の方法です。