一度の買い物の失敗で「色物は似合わない」と思い込んでませんか?
理系ファッションアドバイザー、Kaori です。元はダサめの理系オタク、IT企業を退職し、とある強い思いからファッションの仕事をしています。
冒険するのが怖くて、クローゼットの中は白・紺・ベージュなどの無難色ばかりなんです・・・
こんな悩みをお持ちではないでしょうか?これは、先日カラー診断を受けてくれたEさまのお悩みです。
新しい環境には不安を抱くのと同じく、着慣れない色を試すことには不安が伴うのが自然です。
環境が変わる時も、しっかりと事前準備しておけばスムーズに新生活を進めることができます。では、新しい色や服を試すのに必要な事前準備とは何でしょうか?
この記事を読むと、「色物は似合わない」という貴方の思い込みを、論理的理由により払拭できます。
無難な色を選びたい心理
黒・白・紺・グレー・ベージュ。
これらはベーシックカラーと呼ばれる色で、比較的多くの色に合わせやすい色です。上品さも演出しやすい。
けれど、ベーシックカラーだけのクローゼットに、貴方は心躍りますか?それは貴方が積極的に選んだ色ですか?
私はカラー診断をする前に、いくつかの質問をしています。その一つがこちら↓
Q.好きな色は何ですか?その理由は何ですか?
Eさまお好みの色は、白と紺。理由は「ハズレがないように思うから」でした。
積極的に黒や白を選ぶ場合もあります。たとえば、スティーブ・ジョブズがは確固たるポリシーの元、いつも同じ黒い服を着ていました。
けれど、大半の方は「失敗したくないから」、とベーシックカラーを選びます。
一度の失敗で諦めないで!
石橋を叩いて渡るような慎重派が、勇気を出して、たとえば赤色の服を買ってみたとします。
その服の赤が似合わない・パッとしない →「私は赤が似合わない!」→→「俺は私は色物は似合わない!」と、脳内で極端な結論に至ってしまうことが多々。
けれど、本当に赤が似合わないのでしょうか?赤という色は無限にあります。たとえば、以下の7色は全て赤です。※赤色の波長です
4番の赤色のみを試して似合わなかった結果、「赤全般が似合わない」と思い込んでませんか?
2番や6番の赤は似合うかもしれません。
他の赤、他の色もチャレンジしましたか?
色が似合わない方は居ません!!
なぜならば、何百色も何千色も、色は無限にあるからです。
貴方が色物が似合わないと思ってしまうのは、貴方に似合う色を見つけていないだけです。
似合う色の見つけ方
色の数は無限にある。自分に似合う色は、絶対に存在する。問題は「どうやって自分に似合う色を見つけるか?」です。
ヒントなしで、無限の選択肢見つけるのは、ほぼ不可能です。時間が足りません。
明るい色が似合う?鮮やかな色が似合う?落ち着いた色味の方が良い?
似合う色を見つけるためには、体系だった分類を使い、効率的に調べる必要があります。
私はカラー診断ではこんなチャートを使っています。色を表す地図のような図です。
東京の位置は地球上では東経 140 度緯度 35 度と表される。双方の値があってこそ、場所が特定されます。
「自分に似合う色」はカラーチャートのどこにある?
それをお伝えしているのが、私の「シーズンに縛られないパーソナルカラー診断」です。(実例レポート例→①、②、③、等)
自分の趣味嗜好がわかっていると、旅行先も選びやすいですよね。それと同じく、自分に似合う色がわかると服選びもしやすくなります。
自分に似合うを知る、とは新しい挑戦の道標になるのです。
次回予告
慎重派が一番最初に選ぶのが、白・黒・紺・ベージュなどのベーシックカラー。その次に選びがちな色は、〇〇〇カラーがあります。
この色は落ち着きもあって優しい色なのですが、デメリットもあります。似合う人と似合わない人がいます。
さて、◯◯◯カラーとはどんな色でしょうか。貴方は似合うタイプでしょうか。
次回の記事では、Eさまのは実例を交えながら、〇〇〇カラーの落とし穴も説明していきます。
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