クリエイティブな人に見える服装のルール①
自分を好きになる理系ファッションアドバイザー、Kaori です。元はダサめの理系オタク、IT企業を退職し、とある強い思いからファッションの仕事をしています。
先日、自分に似合う柄・形・素材を知るトータルファッション診断を行いました。今回のお客様は mugichocolate 株式会社の社長の界外亜由美さまです。コピーライティングやブランディングなど、言葉のプロです。
界外さまのファッションのキーワードは、モード、エッジの効いた、前衛的、奇抜。
言葉を操るクリエイティブなお仕事をされている方に、なんともぴったりなキーワードです。
モードなファッションって何?どうやって再現するの?
前衛的な服ってどういう事?
一体どんな人が、そんな服似合うの?
これらの解説をシリーズ化していきます。このシリーズを読み進めると、クリエイティブな人に見える服装とは何か、それが似合う人は何を考えているのか、が見えてきます。
クリエイティブな人に見えるファッションってどんな服?
クリエイティブな人に見える服装とは何か?具体例を出して掘り下げていきます。
界外さんに似合うモードで奇抜なファッションとは、たとえばこんなコーディネートです↓
クリエイティブに見える配色とは、アクセントになる色・柄が全体面積の3割以下ということ。できれば2割以下がベスト。
クリエイティブな人に見えるルール:全体の3割以下の〇〇
上の写真のコーディネートの配色を説明します。
① 白:黒/ベージュ=7:3
② 青:黒/紺= 7:3
③ 黄色:黒= 9:1
④ 赤:黒=8:2
ファッションに変化をつける、のっぺりな印象にならないために大事なのがアクセントカラーやアクセントになる柄です。前衛的なファッション、クリエイティブな雰囲気のためには、この面積比を3割以下に抑えることが重要です。できれば1~2割がベスト。
ワンポイントで、差し色がある。黒の服装に鮮やかな黄色がある。面積が小さいからこそ、差し色の存在感が際立ちます。
面積比が大きくなるほど、その色の存在感が減るというパラドックスです。全身真っ赤なドレスも、真っ青なコート、真っ黒のセットアップも、それぞれ素敵です。けれど、「モードに魅せる」ためには、どこかに差し色が必要です。
差し色は、原色のような鮮やかな色でなくても大丈夫。白がメインの服装に黒を追加するような①のようなコーディネートも可能です。ここでのポイントは「アクセントになる色」、つまり広範囲を占める服の色とハッキリと違う色を選ぶことです。
次回の内容
今回の記事では、アクセントカラーとなる色の割合についてお話しました。次回は、どんな柄?どんな生地?など、クリエイティブな人に見える服装を更に掘り下げていきます。
つづく > クリエイティブな人に見える服装のルール② - 柄の○○と〇〇
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写真出典:
Classy 2018年2月号、2017年12月号
Story 2017年12月号、2018年4月号
Gap press 2011〜2019年 春夏コレクション、秋冬コレクション
その他ウェブ媒体
等
20冊ほどの雑誌・ウェブ媒体を使って診断をしています