オシャレに慎重な人がやりがちな失敗とその解決策

2021年8月10日 07:29

服選びで失敗したくない。

あなたはこう思っていませんか？慎重派な方、節約したい方であれば特に。それでも色物にチャレンジしたい！という方が選びがちな色があります。それが「くすみカラー」です。

このくすみカラーは、慎重さんが手を伸ばしやすい一方で、似合う・似合わないが別れる色でもあります。

私はくすみカラーが似合う？苦手？

前回の記事に続き、今回の記事では、お客様の E さまの具体例を交えながら、くすみカラーの落とし穴・くすみカラーが似合わない人の対策を解説します。

くすみカラーとは

初めに、「くすみカラーとは何か」を解説します。他にも、ニュアンスカラー、ぼかしカラーなどとも言われます。

くすみカラーとは、どんな色なのか？

・薄くも濃くもない（白黒コピーしたらグレーになる）
・モノクロでも鮮やかな色でもない

この2つが大きな特徴です。下の図では、赤枠内・赤枠付近がくすみカラーに当たります。原色とグレーの間に位置する色です。

次に、くすみカラーを選ぶ心理について解説します。

失敗したくない。無難で居る方が安心
ハッキリと白黒つけるのが怖い

意識的か、無意識か。多くは「目立ちたくない」という心理があります。

お客様のE さまも、「無難で行きたいけど色物は試したい」と、くすみカラーを手に取っていたそうです。

鮮やかも白黒でもない、薄くも濃くもない色。様々な観点で中庸な色。背景に紛れるには便利な色・・・

と、思うでしょ？

そのくすみカラーには大きな欠点があります。

・明るく見える/膨張して見える
・引き締まって見える/キツく見える
・美白に見える/青白く見える

各色にはそれぞれの特徴、それぞれのメリットがあります。

人間の長所短所と同じ様に、色の利点欠点は表裏一体です。かならずデメリットもあります。くすみカラーの欠点は

・肌がくすんで見える
・目鼻立ちがボヤケて見える

です。

「目立ちたくない。無難が安心」という方が居るのは理解できます。けれど、「肌をくすませて見せたい」「老けて見せたい」という方は居ないでしょう。※仮病を除く

Eさまも、無難性のためにくすみカラーを選んでいたものの、このくすみカラーのデメリットのためか、しっくり来なかったそうです。

次に、Eさま同様「くすみカラーで老けてしまう人はどうしたらいいの？」を解説します。

それは、たとえばこんな色。名付けてスッキリカラーです。

E さまのパチっとした目鼻立ちを美しく出してくれています。これらのスッキリカラーは、色相環で言うところのここ↓。

スッキリカラーとは、以下のいずれかです。

①原色
②原色＋白
③原色＋黒

一般的には、スッキリカラー（非くすみカラー）はこんな色だとイメージしている方が多いです。

けれど、深緑や濃いめの紫も、スッキリカラー（非くすみカラー）なのです。

元気なオレンジや黄色というビタミンカラーを着るのは気が引ける貴方。深緑や濃い目の紫などスッキリカラーを挑戦するのはいかがでしょうか。

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