色黒だと淡い色は似合わないの?問題
理系ファッションアドバイザーの Kaori です。元はダサめの理系オタク、IT企業を退職し、とある強い思いからファッションの仕事をしています。
色黒だと、淡い色は似合わないのでしょうか?
私は以前、ホテルのウェディングで仕事をしていました。新郎新婦にウェディング衣装のアドバイスを。その中、花嫁さんからご質問いただいたのがこちらでした。
結論から言えば、「色黒=淡い色が似合わないとは限らない」です。逆もしかり。「色白=淡い色が似合うとは限らない」。
色が似合う似合わないって、どこで判断しているのでしょうか。今日はそんなカラクリを紹介します。この記事を読むと、色黒コンプレックスから、少し解放されます。
色白=万能の思い込み
肌は白い方が美しいとされがち。日本では特に。
この花嫁さんは、色黒がコンプレックスだったそうです。そして、ウェディング衣装には淡い色が多い。パステルピンクや水色など。
色黒な花嫁が果たして美しくなれるのか?
花嫁さんは、こんな不安を抱えていました。色白=万能だと、思い込み過ぎていたのです。
肌色で似合う色は決まらない
パーソナルカラー診断、すなわち「似合う色」を診断する時、肌の色は重要事項ではないです。判断材料は
・肌質
・髪質
・目
この 3 点です。肌質(ツヤ肌?サラサラ肌?)は見ます。けれど肌色は入っていません。
美白=淡い色が似合う…とは限らない理由
淡い色とは、薄い色。
簡単に言えば、淡い色は顔が薄い人の方が似合います。肌の白さではありません。
眼力が優しく、アンニュイな眼差し。
白目と黒目の境界線がややぼんやり。白目の面積割合が小さい方が多いです。
たとえば、
俳優なら高橋一生さんや松坂桃李さん。
女優なら蒼井優さんや清原伽耶さん。
どなたも目力強い・・・というよりも、目力は大人しめ。髪の毛も、剛毛というより、柔らかめです。
「結局色白の人が多いじゃないか!」というあなた。まだ続きがあるので読んでください。
色白じゃなくても、淡い色を着こなせる!
色白でなくても、淡い色を着こなすことはできます。
たとえばアナウンサーの加藤綾子さん。彼女は、色白ではけれど、淡い色の服も着こなしています。
彼女の眼力は優しめ、髪も柔らかめです。
そして、ミシェル・オバマさん。言わずもがな、彼女は色白ではない。けれど、彼女は色鮮やかさな服も、淡い色の服も幅広く着こなしています。
色黒には淡い色は似合わない。そんな決まりはありません!
「色黒には淡い色は似合わない」
思い込みがあると、淡い色に挑戦することすらなくなります。
チャレンジすると見えてくる、意外にも似合う色。
対面でカラー診断をする時、私は120色の色布をお顔の前に当てます。
そして、肌質・髪質・目を見て、「似合うかどうか」を判断します。色白だから、色黒だからという先入観からは判断しません。
私のカラー診断では、120色を試します。
「こんな色も似合うんだ!意外!」
カラー診断の中で、意外にも似合う色を発見することもあります。楽しい発見です♪
お客様が、自分が知らない自分の側面を知る。私はその瞬間に立ち会うのが大好きです。
○○は似合わないという先入観を捨てる
カラー診断で、意外な発見をする人もいれば、「やっぱり○○色は似合わなかった」と再認識するともあります。
でも落ち込まないでください!
たとえ淡い色が似合わなかったとしても、色だけでオシャレは決まりません。
色以外の要素もたっくさんあるのです!
大事なのは、「○○は似合わない」という先入観を捨てて、とにかくチャレンジすること。購入するのには勇気がいる…という場合は試着だけでもok。挑戦してみることが大事です!
もし似合わないと言われようと、好きな色は好きでいいんです!それをどう着こなすか?「オシャレは色だけで決まらない」ということを次回の記事で解説します♪
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参考文献:
https://images.app.goo.gl/Nm48k6aHUzYq6VMHA,
http://bestimage.jp/blog/1018/,
https://www.excite.co.jp/news/article/Techinsight_20210118_750870/,
https://www.crankin.net/news/90654/1,
https://moviewalker.jp/news/article/1006514/, https://www.excite.co.jp/news/article/Cobs_2141181/
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