自信と不安
そもそも「自信」とは何でしょうか?
辞書の定義は例えばこんな感じです:
広辞苑:
自分の能力・価値や自分の言行の正しさなどをみずから信じること。また、その気持ち。
大辞林:
自分の才能・価値を信ずること。自分自身を信ずる心。
2つとも「自信=自分を信じる」と言ってますし、漢字の意味から見ても納得がいきます。でも…「能力」「才能」「価値」「言行の正しさ」とは?
ここで「自信」の定義の難しさに改めて突き当たります。
自信について、他にもいろいろ調べてみると気づくのですが、「自信の付け方」や「自信を高める方法」といったHowTo系の著書や記事は多く見つかります。
ところが、自信そのものの定義を見つけるのは難しいのです。
“Be Excellent at Anything:The Four Keys to Transforming the Way We Work and Live“の著者、トニー・シュヴァルツは「自信=安全=ポジティブな感情=より良いパフォーマンス」だと言っています。
この表現も「自信」が簡単に定義できるものではなく、複数の『顔』を持っているのを良く示しているように感じます。
とはいえ、辞書の通り「自信=自分を信じる」で間違いはないでしょう。
肝心の課題は「どうしたら自分を信じられるのか?」ですね。
「自信」の一番の敵は「不安」です。
でも、不安も自信と同じく、様々な側面を持っているので、一概に「これ!」とは言えません。
確かなのは、不安を軽くすれば、自信が増えること。
そして、不安を軽くする最善の方法は「知る」ということ。
自分が向き合っている課題について、未知を既知にできたとしても、まだまだ問題は残っています:
どんなに自分を信じたくても、自分の何を信じていいのか分からなければ難しいです。
もしかしたら「根拠のない自信、というのもあるよね?それ、大事じゃない?」と思うかもしれません。
確かに「根拠のない自信」と呼ばれものはあります。
大事なことだというのも、賛成です。
でもそれは、「成功体験という実績=根拠」が(まだ)ないだけで、自分自身が信じるに足るものだという根拠は別の場所から持ってきています。
この「別の場所」をまとめたのが「自信の6要素」です。
今回のブログ記事では「自信と不安」メインに書いていて、自信の6要素については、まだほんの紹介程度ですが、次回から順に各要素を細かく見ていく予定です。
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