飛行試験によるGuardian精度確認試験。
こんにちは!ファーロスターnote編集部です。
今回は、4月1日(土)に実施した飛行試験についてお知らせします。表題にあるGuardianとは一体何ものでしょうか!?
Guardianとは
Guardian(ガーディアン)とはドローン(ACSL-SOTEN)を使って撮影された映像からリアルタイムに対象物の位置を推定するシステムのことです。
どんな時に役立つの?
Guardianは災害時にその威力を発揮するんです!大規模災害が発生すると、地上にある建物や道路が崩れ、何が何だかわからない状況になります。この時に上空からドローンなどで地上を撮影しますが、そこに映っている場所がどこなのかわからないことがあるんです。
その時にGuardianによって対象物の位置を推定することができるんです!
ドローンの位置情報で対象物の位置がわかるのでは?
それが少し事情が違うんです。無人機が高度100mの上空を飛行して地上を撮影すると、ドローンから1~2km程先を見ていることがあるんです。ドローンの位置情報からドローンの場所は分かりますが、映像として映っている場所はドローンから半径1~2km離れているんです。
どんな技術を使っているの?
独自のアルゴリズムで計算しています。簡単そうに思えますが、実は非常に難しい技術なんです。何度も何度も試験飛行を重ねてアルゴリズムを変更しています。今回の試験も一連の試験の一つなんですよ。
いつできるの?
このシステムは現時点でも利用可能なんです。でも、気象条件を変えたり、時間帯を変えるなど様々な条件で試験することで、精度向上に努めています。
他には何ができるの?
Guardianの上位としてGhost(ゴースト)というのがあるんです。Ghostは…。
また次回に紹介しますね。