それでもなお、という言葉の力

どんなに努力しても報われないということがあります。
精一杯、誠実に取り組んでも、誰もみていない、理解されていないように感じられることがあります。

もう全てを放り出したいし、
思いっきり悪態をついて、やけになってしまいたくもなります。

それでもなお、毎日を、過ごしていかなければならない。
そんな時に、助けられた言葉があり、これからもたくさんの人を助けるように思うので、ここにメモしておきたいと思います。

人は不合理、非論理、利己的です
それでもなお　人を愛しなさい

あなたが善を行うと、利己的な目的でそれをしたと言われるでしょう
それでもなお　善を行いなさい

目的を達しようとする時　不実な友達と本物の敵に出会うでしょう
それでもなお　やり遂げなさい

いい行いをしても　おそらく次の日には忘れられるでしょう
それでもなお　しつづけなさい

あなたの正直さと誠実さとが　あなたへの攻撃を招くでしょう
それでもなお　正直で誠実でありつづけなさい

何年もかけて作り上げたものが　一晩で壊されるでしょう
それでもなお　作りつづけなさい

本当に助けを必要とする人たちも
助けたあなたに恩知らずの仕打ちをするでしょう
それでもなお助けつづけなさい

あなたの中の最良のものを　この世界に与えなさい
たとえそれが十分でなくても
それでもなお　最良のものをこの世界に与えつづけなさい

最後に振り返ると、あなたにもわかるはず
結局は全てあなたと内なる神との間のことなのです
あなたと他の人の間のことであったことは
一度もなかったのです

マザーテレサの「孤児の家」の壁に書かれていたもので、マザーテレサか彼女の仲間が『逆説の１０か条』（ケント・M・キース著）に感銘を受けて書き記されたものと言われています。