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恋/恋愛/片思い/失恋

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2022年6月の記事一覧

初恋の人と成人式マジックにかかった話①

私には小学校5年生から中学2年生まで片思いしていた男の子がいた。 幼いながらに、好きで好きでどうしようもなく、中学2年生の時思い立ってメールで告白して振られた。 彼は誰にでも優しい人で、噂が立ったら嫌だから告白したことを口止めしたら 「大丈夫!言わないよ!ありがとう」と可愛い動く絵文字を添えて返信をしてくれて、本当に誰にも言わないでいてくれた。 振られてからはケジメがついて、他の人を好きになり恋人もできた。 しかし私は本当に彼が好きだったし、こんなにも好きになった相手が彼

勝手に終わった恋だった。

中学生の時、人生で初めての恋人が出来た。 好きが何かとか、 愛が何かなんて考えたことはなかったし、 所詮は大人の真似事でしかなかったけれど、 僕にとっては紛れもなく初めての恋愛だった。 少し前に「大人の恋愛と子供の恋愛は何が違うと思いますか」と聞かれたことがある。 私はその時「本質的には何も変わらない」と答えた。 恋なんて全部等しく脆くて、痛くて、それでいていじらしく心地の良いものだと思ってるからだ。 でも実際の所、必死になって背伸びをして大人を演じようとしていた

ときめきよりずっと魅力的なもの

遠距離恋愛が始まってから、もう3年目の夏を迎えようとしている。 毎日おやすみの電話をしようねと、彼は離れ離れになってしまう前にそう私に約束をしてくれた。半信半疑で指切りをしたけれど、実際彼は私と離れてから2年と少し、どんなに時間が短くてもほぼ毎日電話をしてくれている。 だからさびしくなってしまうときはあっても私たちの遠距離恋愛はとても安定しているのではないかと思っている。ただこれは私の感想だから、彼も同じように感じてくれているといいのだけど。 とはいえいくら毎日電話して

出会い、別れ

会う度に頭を撫でてくれた。 可愛い、好き、目を見て言葉で伝えてくれた。たくさん伝えてくれることに恥ずかしさを感じつつもただただ嬉しかったのを覚えている。彼は私を大切にしてくれていた。大切にしてくれているんだと伝わってきた。大切にしたい、支えたい、一緒にいたい、そう思えた相手だった。 毎日LINEをして、その日にあったことをお互いに話す。もちろん悩みも話す。こういう良い所があるからきっと大丈夫だよと私の良い所を伝えてくれたり、面白い話をして元気づけてくれたり、頑張れとかいう一

超恋愛体質の恋愛

私は典型的なのか分からないけれど超がつくほどの恋愛体質。 超恋愛体質に元メンヘラ、すんごいやつである。 今の彼と付き合う前のフリー期間は半年。 個人的には十分長いと思っていたのだけれど、なんだかんだとその半年の期間中も、元彼といろいろあったり、とある人に好かれたり、恋愛系の話は全く絶えていなかった。 まあそんな感じで友人には、あなたほんとに彼氏絶えないよねと言われてしまう始末。 フリー期間だった半年の間に元彼といろいろありすぎて、恋愛感情迷子になっていた時期は、悟りを開

短命の恋愛ばかりを見送って気づいたこと。

出会いと別れを繰り返して、また振り出しに戻る感覚。 上手くいかなかった恋愛を振り返って 悲しみや喪失感をひと通り味わった後には、 経験を積めたことに感謝する。 どこか心にひっかかるのは、 選ばれなかったという事実や 長く続けられなかったという事実。 長く付き合えば、「恋」が「愛」に少しずつ変わっていく感覚があるけれど ここ数年、「出会い」から「恋」までの過程を、繰り返している自分がいる。 昔から「恋愛体質である」という自覚はある。 惚れやすいタイプではあるし、 恋多き女

恋愛のバランス関係

⁡ - It is not better to love the other person more than you love yourself, but just as much as you love yourself. ⁡ ⁡ ( 訳 ) 自分を愛する以上に 相手を愛した方がいいのではなく、 ⁡ 自分を愛するのと同じくらいに 相手を愛した方がいいのです。 ⁡ ⁡ ⁡ ⁡ ⁡ ⁡ ⁡ ⁡ ⁡ これは先日、 私が出会った言葉です。 ⁡ ⁡ あなた様は 恋愛において優れたバ