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「ポーランド未だ滅びず」 ポーランド国民の約100年に渡る革命史

アラミンスキー / ドネー 『ポーランド革命史 その起源から現在まで (1772年から1864年)』 1864年 パリ刊
Araminski, Stanislas / d'Aunay, Alfred, Histoire de la Revolution Polonaise. Depuis son Origine Jusqu'a nos Jours (1772 a 1864), Paris, 1864 <R22-155>
4to, iii, 471pp, 18 plates, contemporary half leather binding with marbled board, title lettered in gilt to spine, spine in compartment, foxing, stamped, page 19/20 professionally repaired

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1772年のポーランド第一次分割からポーランド・リトアニア共和国の改革、コシチュシュコの蜂起、立憲王国での11月蜂起、1848年革命、1863年一月蜂起に至るまで約100年弱のポーランドの革命の歴史をまとめた書籍です。

コシチュシュコの宣誓

本書の冒頭において著者は、ポーランドの歴史を「人類の殉教史の中でも最も陰惨な歴史の一つ」と評しています。本書が刊行されたのは、今から150年前、かつてのポーランド・リトアニア共和国地域での最後の独立武装蜂起であった1月蜂起がロシア帝国により鎮圧された時でした。

マチェヨヴィツェの戦いで捕縛されるコシチュシュコ

最後の武装蜂起鎮圧の報を受けて、フランスにおいてポーランドの歴史を書きとどめておこうという機運が高まったものと思われます。

オーストリア軍による弾圧(1846年に描かれた想像図)

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