函館の発展と北海道開拓に貢献した人物による紀行文
トーマス・ブラキストン 『蝦夷紀行』 1871年 ロンドン刊
Blakiston, T., Journey round the Island of Yezo. [Londnn], 1871 <R11-6>
<First Edition. 8vo, 15pp, recent wrappers. From "Proceedings of the Royal Geographical Society" read by Sir Harry Parkes, British Minster at Japan, Feb. 12, 1872>
在庫あり:お問い合わせはこちらまで
https://www.kyokuto-bk.co.jp/products/?id=1681282856-520858
イギリス出身の軍人で、動物・鳥類学者、貿易商人であったトーマス・ブラキストンによる北海道地方についての雑誌記事です。本報告は当時のイギリス公使であったヘンリー・パークスに提出した報告書を基にして発行されました。
ブラキストンは函館に20年近く滞在し同市の発展にも尽力しましたが、戊辰戦争(箱館戦争)もあったため実業家としてはあまり成功せず、事業の傍らで行っていた生物研究の世界で認められるようになりました。彼が提唱した東北地方と北海道間の動物分布の境界線は彼の名前を取ったブラキストン線として知られています。
〒101-0061
東京都千代田区神田三崎町2-7-10 帝都三崎町ビル
株式会社極東書店
*店舗・ショールームは併設しておりません。
まずはお問い合わせくださいませ。