![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/125100190/rectangle_large_type_2_b47afe8176eaca782b92787749ad1112.jpeg?width=1200)
なぜ、分散投資が必要なのか?
あなたも、どこかで “分散投資”という言葉を
耳にしたことがあるのではないでしょうか。
分散投資とは、その名の通り、
投資先をいくつか分けることを言います。
でもなぜ、わざわざ
そのようなことをするのでしょうか。
実のところ、投資は規模がモノをいいます。
たくさんのお金を投じれば、
投資が上手くいった場合、その分、
増えるお金も多くなるということです。
けれども、一般投資家で
一度に大金を投じられる人は、多くはありません。
なぜって、もし失敗したら、
大きな痛手を被ることになってしまいますから。
それに対して、比較的取り組みやすいのが分散投資です。
分散投資の一番の目的は、リスクを軽減することにあります。
通常、投資を行う際、
「リスクとリターンは釣り合っている」
と言われています。
もし、リスクが高い商品が当たれば、
大きなリターンを得ることができます。
ただし、その確率は非常に低いために、
リスクが高いとされているわけです。
一方、リスクが低い商品は、
大きなリターンを得られない代わりに、
期待利回りの振れ幅も少ないとされています。
現在、銀行預金にはほとんど利子が付きませんが、
銀行が潰れるリスク等が非常に低いためです。
ところで、分散投資と聞くと、
「とりあえずいろいろな対象に分ければいい」
と思っている人が多いでしょう。
そのため、いざ分散投資をしようとしても、
投資先を複数の商品に分けることに
終始している場合がほとんどです。
実際に、リスク分散ができているケースは
少ないのが実情です。
たとえば、株式投資をしている人が
「リスク分散をするために、トヨタ、ホンダ、
日産と分散投資をしよう」と考えたとします。
しかし残念ながら、これでは分散投資を
していることにはなりません。
確かに、複数の企業に分けてはいるものの、
同じ業界の株価は、
だいたい似たような動きをします。
つまり、下がる時は
みんな一斉に下がる可能性が高いですから、
本当の意味でのリスク分散になっていない、
ということなのです。
以下の関連記事もご覧ください。
FA partners