【第四話】歩こうと考えるな。歩けると知れ。
とうとう物語は核心へ近づきます。
奥様が開ける「目覚めの扉」。
垣根を越える「過去」「現在」「未来」。
ついに目覚めるドリームタイム。
今回も少しボリュームある内容の全4,151文字の物語。それではどうぞ。
愛ちゃんが道を照らしたのは「僕」だけではなかった。
愛ちゃんは僕にしたように妻にも「新しい世界」を案内しようとしてくれているように見えた。
その1つが「海外旅行」だ。
僕は愛ちゃんに「バリ島」へ2度連れて行ってもらっているのだが、2度目は妻も一緒に連れて行ってくれた。