永遠
叶わないことだと分かっていても
“あなたとなら…”と願ってしまう
こんなに強い思いなら
叶うんじゃないかと夢見てしまう
それくらい私にはあなたが必要で
離れるなんて想像すら出来ないの
他人なんて煩わしいだけと
本気でそう思っていた
でもあなたは違う
いつまでも側に居て欲しい
この世に永遠というものが無くても
そんなこと認めたくないくらい
いつまでも一緒に笑っていたい
ただ それだけなのに
少しずつ時間は私たちを変えてく
二人の時間をどうか奪わないで
そんなこと思うだけで泣きそうになる
隣で眠る愛しい横顔
いつまでも一緒に居させて……
これまで共に過ごしてきた日々が
あまりにも鮮やかに輝くから
もう一人になんてなれない
あなたの居ない日々を過ごせない
怒っても 泣いても
あなたとなら
またすぐに笑い合える自信があるから
ただ一緒に居てくれるだけで
毎日が幸せに思えるから
この世に永遠というものが無いなら
せめて同じ瞬間にこの世を去らせて
そんな奇跡を望むほどに
今あなたは私の全てだから
時間は誰にも平等で
どんどん進んでいくけれど
だからこそ時々 不安になるの
この幸せな日々のタイムリミットのようで
あなたとの永遠を信じたい
いつまでも二人で笑っていたい
なんて事ない日々さえ愛しく思うから
いつまでも一緒に居させて……
*end*
(どんどん刻まれていく時間の中にあるたくさんの幸せを離さないよ、絶対。)
お読み頂きありがとうございました。
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