independence
朝から降り続いた雨が止んで
綺麗な虹が見えた夕暮れ
君にも見せたいな…なんて
思わず写真を撮った
帰り道にあるショップの前
ほろ苦いコーヒーの香りがして
君がよく飲んでいたコーヒーを
ふと思い出したんだ
こんなにも日常の中に
いつも君が居て
何をしててもすぐに浮かんでくる
その全て
君と出会ったあの日から
止まることなく
僕の中の“好き”が加速してゆく
もう怖いんだ
君がいなくなることが
考えるだけで心壊れそうだよ
自分が自分じゃなくなってしまうほど
君が一番になってしまうから
もう さよならしよう
この想いに蓋をして
大切にしまっておこう
いつか時が流れて
僕がもう少し強くなれたら
もう一度だけ
好きだと伝えにいくから
君のことばかり考える毎日が
幸せだったはずなのに
苦しく感じることが増えてしまったんだ
もちろん君のせいじゃない
自分に自信を持てるその日まで
一人で歩いてみなきゃダメなんだ
世界中で誰よりも君が好きだから
いつかまた迎えに行くまで
さよなら
*end*
(依存して君を苦しめたくはなかったから…。)
お読み頂きありがとうございました。
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