ウラオモテガール
だって別々の人間なんだし
1から10まで分かり合えるなんて
そこまで恋愛に夢見てないよ
「私が恋に落ちたんだから
あなたは運命の人で
私だけの王子様なの」なんてのも
子供の頃に読んだ
絵本の世界に置いてきたもの
でも1つだけ
ずっと捨てられなかった希望
この胸に隠してる
とても簡単な言葉なのに
何よりも難しい事なの
私を好きだとか
簡単に言わないで
自分でも面倒なくらいに
ウラオモテもあるのよ
きっとあなたは知らないでしょ
だって知られないように
守ってきた
傷だらけのハート
“ 思いきり愛されたい ”
色恋沙汰なんて面倒なだけ
そんなフリに徹して
人を遠ざけてた
だって人間はウソツキな生き物
時と場合によって
表情も 心まで変わる
信じた者が馬鹿を見る
そんな言葉が
恨めしくなるくらいに
何度も傷ついて
冷めたフリが上手くなった
私を好きならば
誓いを立ててよ
あなたの全てを懸けて
私を愛し続けられるの?
きっとあなたは知らないでしょ
こんなにも臆病で
涙流してる
傷だらけのハート
“ 思いきり愛されたい ”
*end*
(本当の私を見ても好きって言えるの?)
お読み頂きありがとうございました。
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