無人のブランコ


あの頃いつも見てた
優しい笑顔で
泣きながら目が覚めた

夢の中のあなたは
今も変わらず
そばに居てくれるのに

まるで風に揺らされた
無人のブランコみたいに
僕の心を揺らすよ

寂しそうに 不安そうに
ユラユラ落ち着かなくて
あの頃の僕達の
楽しげな笑い声が
耳に残って
余計に辛くなるんだ

でも あなたには
今も笑っていてほしい
心からそう願うよ


*end*



(あなたの笑顔が好きだから。)
お読み頂きありがとうございました。

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