【2023.07.05水】献身とは、生きる妨げとなる分別を忘れ去ることだ
夏のミョウガうますぎ問題。そーめんよりも、薬味を楽しんでいる自分がいる。ミョウガとかパクチーとか紫蘇とか、昔は香りが強いものが苦手だったけど、いまは大好物。
苦味や強い匂いは毒を想起させるため、免疫が弱い幼少期は防衛のために味覚や嗅覚が敏感に反応しすぎてしまう、と聞いたことがある。美味しく食べられるということは、その味覚や嗅覚がちょうどいいくらいに老化した、ということなのかもしれない。
そんな老化ならウェルカムだ。
夕方に筋トレとランニングを6km。ウルトラマラソン以降心配だった脚のケガも、いまはもうなんともないようでひと安心。
『ラテに感謝!』を3日ぶりくらいに1章読んだ。章の冒頭にあった引用がとてもよかった。
献身が先。
自分が救われてからお返しに献身する──そういうこともあるけれど、前提なき献身に自分自身が救われることも大いにある。
「献身とは、生きる妨げになる分別を忘れることだ」
めちゃくちゃいい言葉。そしていま、自分が求めている感覚かもしれない。
たかだか30分の読書でも、こういう一生ものの一文に出会えることがある。やっぱり、本も読書も愛している。そんな本をつくる仕事をさせてもらっているんだから、著者に献身しない理由がない。
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