香港の生命保険と海外投資のご紹介
香港に優れた生命保険や投資商品が多い理由
香港は所得税や法人税が低く、投資で得た利益が非課税であるため、世界各国から投資家や投資資金が集まります。そのため各金融機関での投資商品の競争が激しく、優れた金融機関や投資商品だけが生き残れる環境となっています。
日本の金融商品と比較すると、香港の金融商品は利回りや保障内容の良さが目立ちます。海外投資において、貯蓄型の生命保険では年利3.5%以上で運用される商品が殆どで、死亡保障型の生命保険は支払い保険料の3倍の死亡保障(40歳で健康面に問題がない場合)がつくことが普通です。海外ファンドや投資信託に関しては、とにかく商品の種類が豊富で、日本では購入できないヘッジファンドなどがあります。
生命保険や海外投資の紹介サービスについて
香港には生命保険や海外投資の商品を扱う金融機関が約3,000社あり、その中から社歴が長く安定的で、日本人も複数名常駐している投資会社を無料で紹介しています。日本の金融商品にも詳しい投資会社が多いため、商品比較をしながら投資アドバイスを受けることも可能です。投資ではなく、香港生活で必要となるMPF、労災保険や医療保険などはMPF、労災や医療保険などもご紹介できます。
香港の生命保険とファンド商品
貯蓄型の生命保険(約3%の年間利回りが保証)
貯蓄型の生命保険は、香港や日本などに住んでいる日本人に一番人気のある保険商品です。人気の理由は「投資リスクの低さ」、「約4%の年間利回り(約3%の保証利回りと約1%の追加運用益)」、「少額運用ができる」点にあります。契約者が死亡した際には、死亡時点の時価総額(解約返戻金)に数%が加算され死亡保険金として受け取ることもできます。日本の類似商品は保証利回り2%以下となるようです。
死亡保障型の終身保険(支払額の3倍~5倍が保証)
死亡保障型の終身保険は、被保険者の死亡時に保険金が支払われる保険です。保険料は加入者の年齢や健康状態などで算出され、40歳で健康面に問題がなければ支払金額の3倍から5倍の死亡保険金が得られることがほとんどです。日本の生命保険に比べると、格段に死亡保険金の費用対効果が高く、死亡保険金の上限額も大きいことから、相続税対策としても人気があります。
カスタマイズ可能な生命保険(例:貯蓄+死亡保障)
香港の生命保険は自由なカスタマイズができることが一般的で、このような保険をユニバーサル保険と呼んでいます。例えば、貯蓄と死亡保障の性質を兼ね備えた生命保険、現金必要時を想定した現金が引き出せる生命保険、掛け捨てではなく運用を兼ねた死亡保障型の生命保険などです。また、日本の一般的な養老保険は、解約返戻金が元本と同水準に回復するまで20年ほどかかるようですが、香港の類似商品は8年前後(短期間)で回復するため高パフォーマンスと言えます。
香港で契約できるファンド商品
積立型のファンド投資商品
ドルコスト平均法を活用し、死亡保障も付いた積立型ファンドがとても人気です。FTライフやロイヤルロンドンなどの積立型ファンドが日本では良く知られており、年金不安の解消を目的に購入する方がいます。インターネット上では、年利7~15%程度と紹介さることの多い海外投資の商品ですが、商品性質を十分に理解した上で検討することをおすすめします。
一括型のファンド投資商品
一括型のファンド商品は、投資タイミングが良ければ高い利回りを期待できますが、そのぶんリスクもありますので慎重な検討が必要です。リスクのコントロールは社債、国債や株式などへの分散でも実現できますが、投資会社のアドバイザーと相談をしながら商品選定をおこなうことをおすすめします。
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