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「50周年目指しましょう!」木村勇哉さん⑤

⑫TMの40周年に期待することを教えてください。

金谷:そろそろ「DEVOTION」が発売になりますけど。

木村:いやぁ、いい!YouTubeで予告編じゃないけど、さわりだけ聴きましたけど、いいです!いいのよ。しかももうね、久々のニューアルバムだから。きっとそれを皮切りに絶対ツアーやるよね。

金谷:ツアーに期待することは?

木村:前の「intelligence Days」みたいな感じで、極力また3人だけでやるのもいいのかなっていう。結局、サポートを最初は使わないでやっていたけど、最後はべーあんとかパーカッションの女の方とか入れていたけど。3人でやるスタジオ配信版のやつ「How Do You Crush It?」みたいな感じで。サポートはもう、昔ながらのドラム打ち込みで良くて、そこに出てくるのは3人、ていうのでもう1回やってほしいな。って思う。原点回帰っていう言い方かもしれないけれど。

一番最初なんてそうじゃない。「ELECTRIC PROPHET」のライブ。あれは後ろに実は、小泉さんっていうのがいたけどさ。そうなんかね、そういうのをもう一回見たい、って言うのはある。せっかくだから華やかにいろんなサポートメンバーを呼んでって言う人もきっといるとは思うんだけれども、俺は40周年だからこそ3人だけでっていうのをもう1回見たい。

パフォーマンスはもう、それぞれのポジションで、哲っちゃんはキーボード、ウツは歌、木根さんはちゃんとギターを弾く。あのトライアングルのちゃんとした版に期待したいなっていうのはあるね。

金谷:今回の「DEVOTION」は、赤を基調としたジャケットでしたね。ハートマークの。

木村:赤を基調にしているの?「DEVOTION」の?

金谷:赤でしたよ。

木村:あ、赤って洋服のジャケットじゃなくてね。それにかけて衣装のジャケットも赤にコーディネートするのもありかもしれない。

あと、(40周年記念として)、コンテンツを出してほしい。今までCDシングル&アルバム、後は過去のライブを、例えば「CRY-MAX」にしろ「KISS JAPAN」にしろ、全部はしょっているのね、今までのは。完全版っていうのを実は見たくて。前後の曲も含めて。それこそ、東京ドームでやった「STAR CAMP TOKYO」は、前座じゃないけど「FENCE OF DEFENSE」がやってるんだよね。あれも含めて。

今度発売してほしい物って言ったらそれしかねーなって。「何とかツアー完全版」みたなのが、全部ほしくなっちゃって。そうしたらもう、俺は大枚はたいて買いますよ、絶対に。(40周年の)良い機会だから。引退じゃないからまだ出さないかもしれないけど。

金谷:40周年は、何となくみんなひと区切りって思っている人も多いかもしれないですからね。だからみんな熱量も高いし。
秋からの40周年ツアーは、どういう組み方するんでしょうね?スケジュールとかは。ホールツアーをひたすらやって、春にみんなで40周年をお祝いする感じですかね?ホールツアーまではやらないかしら?

木村:やらない気がするなぁ。そこまでで終わりって感じがする。哲っちゃんだから。
でも、哲っちゃん何やるか分からないよ。だって、10周年の4月21日は楽しみにCD屋に行ったら、もう頭をハンマーで殴られた感じがしたからね。「終了」って言って。
あの頃、まだ新星堂っていうCD屋があったじゃない?俺、会社の帰りに必ず川崎の新星堂に寄っていて、(その時は)予約までしていたのね。当日になって行ったら、「終了」ってなっていて、あのときのショックがでかかった。もう本当、あのときはやばかった。

金谷:でも、またこうやって、なんだかんだで復活して、ここまで。「39年ありがとうございます。」ですよね。

木村:そうだね。

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⑬メンバー3人への感謝とメッセージ(伝えたいこと)をどうぞ。

木村:
(TMに)会わなかったら、俺の音楽が広がらなかった。やっぱり、なんていうのかな。あの3人の存在はでかいよね。本当、なんか「人生変えられちゃったよ。」っていう。18歳で初めて「CAROL」のライブに行って。(初めて買った)「Gift for Fanks」の時は17なんだよ、俺。(FANKSになって)長いし、人生の1/3?どころじゃないよね。っていうのがTMになっているよね。

素晴らしい音楽をありがとうございます!俺が変人でいられるのも、お三方のお陰なんだよ。これからも変人でいます!(これからについては) 50周年、目指しましょう!50周年までは頑張ってもらいたいな。

(第2回へ続く)

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