「小室哲哉か?よし、行ってこい!」葉月さん⑤
⑪FANKSになったことでの人生の変化を教えてください。
(第4話からの続き)
葉月:大人になってライブに行き始めて、ちょうどFacebookが始まった頃で。それまで本当に身近にFANKSがいなかったから。母のいとこは別として(笑)。
何て言ったって、小学校の時に(FANKSの友達なんて)いる訳がない(笑)。たまたま友達のお兄ちゃんが中学校にいたからこそ、そういうルートで(TMの音楽が)来たけど。
高校の時に一緒にライブに行った子も、「FANKSなの?」って訊かれたら、違うし。
Facebookで初めていろんな人とすごい繋がりが増えたのは、良かったかなぁ、と。TMをずっと聞いてなかったら、たぶんそういうことはなかったのかなって思う。
それまでは、全然1人。Facebookがなかったら、TMのライブに行かないっていう訳じゃないけど、 (今みたいに)行けば、その場に誰かしらはいて、楽しくできたりするのはすごい良かったかな。大人になってずっとTMを聞いてきたら、こういう風にお友達が増えたっていうことは、すごい感謝している。
そんなFacebookも、最近(仕事が忙し過ぎて)、全然開いていないけど。葛G(葛城哲哉さん)が毎年お誕生日に入れてくれる「おめでとう」のDMだけは見たけど。自分のタイムラインに誰かが入れてくれているコメントすら見ていない不届き者なんだけど。
あとは、国家試験の間中、ずっと「Get Wild」を聴いていた気がする。なんか気分が上がるじゃん。勉強が嫌になっちゃう時に。
「Get Wild」を聴きながら、ファストフードのお店でずっと国家試験の勉強をしていた。
やっぱり、一番最初に聞いたっていうのもあるから、エンドレスで聴いていた。元気になるよねぇ。あれは国家試験のお供でした。勉強が身に入っていたか、はまた別として(笑)。でも、ずっとなんか「やらなきゃ!」っていう気持ちにはなったから。よく受かったな、私。
国家試験の発表の時も、ずっとTMを聴いてた。ずっとTM聴きながら、厚生労働省に行って、帰ってきた。
どこか出掛ける時は、大体聴いているイメージ。最近ウォークマンも触っていないから、どこに何が入っているか、分からないんだけど。長距離移動の時は、何かしら聴いている。
あとは、ちょっと落ち込んだ時は「I am」を聴いてた。もう、今は忙し過ぎて、落ち込んでいる暇がない(笑)。聞いている暇がないから、何とも言えないんだけど。
突然、「ALIVE」が脳内再生された時があって。あれは、「頑張ろう!」っていうことだったのかな?急に、ふっと来る時があって。何も考えていない時に、勝手に脳内再生されて(笑)。あの時、ヤバかったのかな。疲れてたのかな?面白いよね。急に湧いて出てくる(笑)。
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⑫TMの40周年に期待することを教えてください。
葉月:来年40周年じゃん。40周年だから、オール新曲的なアルバムがあるといいね。確かに、いろんなアレンジがあるから、ずっと聴いてる曲でも、毎回楽しく聴いているけど。「今回はこんな風にしたんだ、意外!」みたいなのがあるから、すごい楽しいし。
でも、40周年だからさ、「お体に気をつけて、できれば、ミニアルバムでも良いから、6曲でも良いから、新曲のアルバムを。」って。
ずっと(フルで新曲のアルバムが)出ていない期間が長いじゃん。それで、ここずっとツアーをやっているから。
お三方、お年を召してきているし、それぞれソロワークもやっているから、大変だと思うけど。最悪、「DEVOTION」みたいに、半分新曲、半分突拍子もないアレンジ(の既存の曲のアルバム)でもいいけど、できれば新曲のアルバム。だから、ミニアルバムでもいいな。
とりあえず、40周年になったタイミングで。でも、「DEVOTION」が出たばっかりだからなぁ。そのタイミングで出るのが理想だけど。
金谷:実は、ストックであと6曲、新曲を取っておいているかもしれないですよね(笑)。それで、40周年のタイミングで「DEVOTION」みたいに、既存曲半分で出すとか?哲っちゃんのことだから(笑)。
葉月:いやぁ、でも、40周年はお願いだからリミックスは混ぜないで。個人的な希望としては、ミニでも良いから、1枚新曲のアルバムを出してほしいなぁ。
ライブは、とにかく(お三方の)体力が心配。だって、結構さ、(2024年も含めると)スケジュールがタイトじゃない。死なないかな。やってくれるのは、もちろん嬉しいよ。だけど、体力が持つかなって。だから、40周年の日にこだわらず、40周年イヤーのどこかでやってくれればいいから。
その時は、リズム隊が入っていた方が楽しいのかな。むしろなんか、3人でやってもらいたいのもあるし、40周年だから、派手になんかいろんなリズム隊をぶち込んでワーッとやってもらいたいのもあるし。でもとりあえず3人の体力が一番心配なんで。
金谷:それは、ナース(看護師)として。
葉月:だって、コロナが終わらないじゃん。(追加公演は)インフルエンザの時期じゃん。移動も結構あって、体力消耗するから。(追加公演のスケジュール)を見た時は、「大丈夫?」って思ったもん。
金谷:昔は、哲っちゃんが病院で点滴打って、そのままライブ会場に行くとかありましたものね。
葉月:あの時は若いからできたじゃん。今は、ご自身の体調を見ながらやってね、って。宇宙人設定だから、大変なのも分かるけど。
40周年は、絶対何か仕掛けてくるんだろうな、って思ってる。それはすごい楽しみ!
でも、体調にだけは気をつけて!うっかりすると、死んじゃうからね。インフルエンザで死んじゃうからね。コロナはもっと死んじゃうからね。それが一番心配。
40周年楽しみだけど、なんか純粋に「ワーッ!」て行けないのは、このご時世のせいかなぁ。でも、うまく乗り越えるんだろうなぁ。
金谷:大丈夫。3人のことですから。
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⑬メンバー3人への感謝とメッセージ(伝えたいこと)をどうぞ。
葉月:TMが長くやってきてくれたから、自分も長く一個のことを続けていけている。それはもう、感謝しかない。あとは、体調に気をつけてね。
FANKS的には毎年ライブもやってもらいたいし、毎年アルバムも出してもらいたいし、っていうのはあるけど、そこはしまっておいて、「元気でいつまでも長くやってください。」っていうのが。本当、それよ。
だって、体が資本だから。体がしっかりしていなかったら、ライブもできないし、楽曲も作れないじゃない。いろんなこともあったけど、それを乗り越えて3人でやっている訳だから、「そのまま3人で仲良く、いつまでも元気でやってください。」だよね。
50周年の時はいくつだ?
金谷:75歳と76歳ですね。
葉月:いけるかな。いってほしいな、と思いますね。あと10年後でしょう?まだ私達もついていけるよ。定年がまだで、まだ仕事してるから行けます!
(哲っちゃんについては) なんかもう、昔から綺麗なお兄さんみたいな感じ。
見た目が一番好きなのは、「ラスグル」の頃のインテリやくざみたいな時があったじゃん。すごいカッコいいな、って。
今の哲っちゃんも可愛いけど。お互い健康に気をつけてやりましょう。
木根さんは、何回かソロのライブに行ったので、TMの時はカッコいい木根さんで、ソロの時はお茶目な木根さんで。木根さんには、個人的にTM と関係なく、一回トークショーをやっていただきたい(笑)。
ウツはまた、哲っちゃんと違うカッコ良さで。シュッとしていて、なんであんな脚が長いの? ウツはTMの象徴だよね。ボーカルとして立ってるから。もう、いつまでも変わらずカッコ良く、いつまでもあのパフォーマンスを楽しみにしています。
みんなそれぞれカッコいいし、哲っちゃんが好きだけど、やっぱり3人で一緒にいるところが一番お互い、みんな楽しそうじゃん。
木根さんのソロもウツのソロも行ったし、哲っちゃんはこの間のピアノ(のストリートライブ)に行ったけど、各々自分のソロワークも楽しそうだけど、やっぱり3人揃った時が一番楽しそうなイメージがあるから、いつまでもカッコいい3人でいてね。
あとは、病気ね。3人とも健康第一でお願いします、マジでお願いします!40周年をバーッとやった後が怖い。だから、41周年の時はゆっくり休んでください。
あの3人のことだから、ソロ活動、ソロ活動、ソロ活動、で休まなさそうな感じだけど(笑)。お休みも取ってください。
(第13回へ続く)
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