「哲っちゃんのお陰で、趣味ができました。」菅原伸也さん③
(前回からの続き)
⑨一番最初に見たライブを教えてください。
金谷:貴重なお話なのと面白過ぎて、脱線したまま聞いちゃいましたけど、ライブの話に戻りますね。
菅原:ライブは、2015年の「QUIT30 HUGE DATA」が2回目ですね。3回目が横浜アリーナの「TM NETWORK 30th FINAL」。
で、その後、TMのライブってなくなっちゃったじゃないですか。
で、(2014年に発売の)「MOTIF」を買った人には(哲っちゃんが)レクチャーします、っていうイベントがあったんですよ。ヤマハでやります、っていう。「FANKS PARTY」で知り合った男性と行って。 (参加者が)130人。
金谷:菅原さん、すごいですね。少人数のイベントに恵まれているというか、行かれているんですね。貴重なご経験を。
菅原:それは、2015年の横浜アリーナからあんまり時間が経っていないですね。1ヶ月とか2ヶ月とか。その時に席がすごい良かったんです。前から2番目とかそんな感じだったんですよね。
で、哲っちゃんがさ、いろんなシンセサイザーのことを教えてくれるのかなって思ったんですけど、最初の30分ぐらいは、ヤマハの人から、「こういうことができますよ。」みたいな説明があったんですよ。
その後、岩佐さんっていう音の調節をするみたいな人が、2014年かどこかのライブの解説。「Get Wild」の映像を流して、哲っちゃんの合図。こういう合図が来たら、こうなんですよっていう解説をしてくれたんですね。映像を止めて、「(哲っちゃんが)僕の方を見ているでしょ。これは音を上げろっていう合図。」とかって。
それが終わって、哲っちゃんがようやく出てきて、「MOTIF」のことを説明するのかな、と思ったら、4台ある「MOTIF」をピコピコいじって、「ここからは即興だからね。」と45分間弾いていましたよ。ライブでした。良い物を見せていただきました。
僕らは入場をする時に紙を渡されていて、「質問を書いてください。」って。で、(哲っちゃんのライブの)後に、2つしか時間の関係で答えられなかったんですけど、ひとつが「初めて買ったシンセサイザーって何ですか?」っていう質問で。
「ヤマハじゃないんですよね。」って。ヤマハに来て、ヤマハの「MOTIF」の会なのに、「でも僕、ヤマハじゃないんですよ。ローランドを買ったんですよね。」って。「音がすごかったんです。」って。
金谷:そういうところが哲っちゃんですよね。TM全体にそういう空気がありますけど、忖度をしないっていう。すごい哲っちゃんっぽい(笑)。
菅原:その後のライブは、結構(メンバーの)ソロに行っていたんですね。夜中に、渋谷のDJイベントがあったんですよ。夜中の12時とか。その時、雨が降っていたんです。寒かったんですよね。「寒いなぁ、これから行くのかぁ。」とも思ったんですけど、知り合いのFANKSさんからメールが来て、それで行こうと思ったんです。それもね、夜中っていうのもあったせいか、そんなに人がいなかったんですよ。そのイベントも楽しかったですね。だいぶ近くで見られて。
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⑩一番好きなライブを教えてください(行ったことが無い方はライブ映像でも可)。
菅原:僕は少ないからさ。だから何だろう。去年ですかね。去年の8月に行った「FANKS intelligence Days」の国際フォーラムですね。あの時は、TM NETWORKの王道っていうか、「ザ・TM NETWORK」みたいなライブだったんで。
最初(「インキュベ」に)行きました、その後続けて行きました。続けて行くと、ライブの雰囲気に慣れてくるじゃない。乗り方というかさ。分かってくるじゃないですか。一番自分自身も楽しめたのは去年なんですよね。
(最初は)いまいち、どう乗っていいか分からないところってあるじゃないですか。僕がライブに行けなかった理由は、なんかライブに行ったらさ、乗り方が分からないのが嫌だったんですよ。
金谷:どこで手を上げていいのかとか?
菅原:そうそう。それが分かるようになってきたのが、去年ぐらい。初めて(「インキュベ」の) 武道館に行った時に、隣の人たちが乗ってる人か、乗らない人か、にもよるな、ってちょっと思っちゃったんですよ。
金谷:そこに影響されるんですね、割と。
菅原:だけど、やっぱり一番楽しめたのは去年かな。コロナもあって、哲っちゃんも休んでいた時期があったじゃないですか。なんか「本当に久々にTMのコンサートに行くな。」なんて思って。
で、(ステージに) 本当に宇都宮 隆が出てきた時、まず「かっこいい!」と思いましたよ。で、歌い始めた時に「うわぁ、かっこいい!」って思いましたよ。久々のライブっていうのもあって、去年が良かったですよね。
(次回へ続く)
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