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「TM NETWORKの絶頂期は、今!」タカユキさん②

⑧一番好きな曲を教えてください。
(
第1話からの続き)

金谷:
哲っちゃんは、TMの曲を他のアーティストに歌わせたりとかもなさっているし、そういう横の連携が分かるって結構楽しいですよね。
 
タカユキ:楽しいですね。そういうことを考えて、楽曲はいろいろ知った方が良いですね。(TMの曲を)よく聴くのは、夜寝る前とかにですね。一気に買った歴代の10枚ぐらいのをバランス良く聴いていましたね。

金谷:タカユキさんは、奥様もFANKSじゃないですか。奥様とTMの曲を聴くことってありますか?

タカユキ:そんなにないです。あんまりTMの話題って出ないっすよ。そんなならないですね。意外とそんなもんです(笑)。FANKSの友人同士の会話でも、TMって話さないですからね。今もう、なんか呑んでいる時とかもそうなんですよ。

金谷:それは、TMとFANKSっていうのがきっかけで、今は(そこから進んで)普通のお友達になったっていうことですよね。素敵なことですね。

タカユキ:そうですね。すごいですね。

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⑨一番初めに行ったライブを教えてください。
 
タカユキ:結構遅くてですね、2000年代。よしもと時代の「REMASTER」っていうやつ。C.C.Lemonホール、渋谷公会堂。あれが初めてでした。最初にやったのがC.C.Lemonホールなんです、このツアー。両日参加して、その後の武道館も参加しました。
そうる透さんのドラムソロとかがありました。激しいですよ。今考えると、この時の楽曲ってすごいですね。これが初参加って。感慨深いですね。
参加したきっかけがSNS、mixiだったんです。
 
金谷:Facebookの前までは、(FANKSの交流の場として)mixiがすごく盛んだった、というお話はよく聞くんですよね。

タカユキ:そうですね。それでちょっと友達に誘われて、行ったって感じです。「TMがすごい、すごい!」って書いていたら、熱狂的なファンの人がチケットを取ってくださったんです。
その後は、「インキュベ(Incubation Period)」になっちゃうんですよ。(「REMASTER」の後は)哲っちゃんがいろいろあったじゃないですか。だから、その間はずっと、ユーロビートとかテクノとか、そういうダンスミュージック系ばっか聴いていて。
 
金谷:ディスコ、クラブミュージックを聞くようになったきっかけが、哲っちゃんですものね。
 
タカユキ:そうです、そうです。TRFと同じレーベルのテクノとか「ジュリアナ東京」とか「MAHARAJA」辺りのCDを買い集めた感じ。90年代後半ぐらいです。TMを聞いた後に、そっち系のジャンルを集中して聴いたみたいな感じですね、流れ的には。
周りにクラブとかが好きな人がいないんですよ。それもやっぱりSNSでね、mixiで友達ができて、一緒に行くって流れになって。2000年代前半ぐらいがその、クラブデビューっていうか。

金谷:どの辺のクラブやディスコに行きましたか?
 
タカユキ:「Velfarre」、六本木の。あそこはやっぱり一番すごいです。2000年前半に閉店。閉店の年に初めて行ったんです。閉店したのが大晦日で、私はその春ぐらいに友達に連れて行ってもらった感じでしたね。
もう、なんかすごい!上から地下に下りるエレベーターが。で、イベントによって音楽が違うんですよ。ユーロビートがかかるし、テクノがかかるし、ディスコだったら懐かしの曲がかかるとか。それが、ちょっとすごかったです。
 
あの階段が急で。帰る時は大変なんです、下り辛くて。酒飲んだ時とかは(笑)。あれ、ホント、危ないな(笑)。あの階段はすごかったですね。行く時も気合が入りますよね。

金谷:踊ることは、元々子供の頃からお好きだったんですか?

タカユキ:全然そんなことないです。全然興味なかったです。なんか音楽だけ、刺さるものがあったんでしょうね、きっと。ああいう箱はもう無いですからね。現れないですから。

(「Velfarre」が閉店してから行っていたのは、)ちっちゃいところですね。よく行ったのは「MAHARAJA」ですね。結構、行きました。
ユーロビートガンガン、90年代の(ダンスミュージック)ガンガンで。お酒いっぱい飲みました。アホみたいに飲みました、あの時は(笑)。
イベントによって、(かかる曲の)年代がいろいろあるんで。私が好きなのは、80年代~90年代なので、その辺を中心に伺ったって感じになります。
 
最近は(クラブに)行っていないですね。(今は意識が)圧倒的にTMですね。活動しているっていうのもあるけど。

(第3話へ続く)

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