「木根さんは、金沢に必ず来るから、ありがたい。」みつさん②
⑦FANKSになったきっかけを教えてください。
(第1話からの続き)
金谷：(情報が限られている) その状況でずっとFANKSを続けられた理由って何ですか?
みつ：普通にCDを買って、ずっと聴いていたっていうだけの話で。他は解散したりとか。TMも活動休止したりしたじゃないですか。でも、ちょこちょこ「あ、出ているんだ、出ているんだ。」みたいな感じで、昔にやっていた(コンテンツとか)「やっとなんかVHS見つけた！」とか。ライブに行けないから、ライブの映像があるっていうんで買っていったっていうところはありましたね、正直。それは就職してからだから、たぶん18歳以降。
金谷：(TMが)定期的に何かしらコンテンツを出し続けていたから、FANKSを続けられたっていうところがあるんですね。
みつ：そうです、たぶん。新しいコンテンツを出したりだとか、昔の映像のコンテンツ。やっぱり手に入らないから、どこか大きな街、金沢に行った時に見つけて「あ、あった！」とか。古いやつでもですよ。だって、(ライブを)見に行っていないから。
だから、実際TMが(活動を)終わったって言ったところでも、根本的なところはTMがあったから、accessに行ったりB’zに行ったり。っていうところはあったけど、やっぱTMがちょこちょことコンテンツを出していたから、「出てるんだ！」っていう感覚で。終了しても、前のやつがあれば、「もう映像として見たい!」みたいな。そういった理由で集めていたっていうのは、ありますね。
元々木根さんのCDはよく買っていたんですよ。だから、最初の方の質問であった、推しっていうと木根さんなんですよ。木根さんもCDを出していたりしたから、そのCDを買って聞いてるよ、っていうところはあったんで。================================
⑧一番好きな曲を教えてください。
みつ：一番好きなのはね、「Nights of The Knife」。やっぱ、TMが終了宣言した時の曲っていうインパクトが強過ぎて。それで一番好きですね。何だろう。歌詞の中身とか聴いていると、「次に向かって進んでいくための第一歩」みたいな。前向きなこれからの新しい感じ。今言えば、次のステップを見据えた新しい始まりのストーリー的な曲だったのかな。その後で、次に良いな、と思うのが「N43」。
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⑨一番初めに行ったライブを教えてください。
みつ：最初にライブ行ったのが、「インキュベ(Incubation Period)」の2日目。日本武道館ですね。
金谷：おひとりで行かれたんですか？
みつ：そうですね。(ずっと)ほぼ1人FANKSでした。あれはたぶん、22、3歳ぐらいだったかな。青年団の集まりの中に1人(FANKSが)いました。 その時、その人とaccessのライブに初めて行きました。
「インキュベ」が始まりました、TM復活しました、ってなって、そこからはライブ三昧になったのは事実なんですけど、実際はTMがちょっと休止している最中に、「木根さんメインで出るやつに行こうか。」、「ウツが出ているんだったら、ウツソロもどこかに行こうか。」っていう感じになって、ウツソロも行ったりとか。
「インキュベ」は、その時はね、ずっと泣いていました。「やっべぇ！」って。武道館の2階の後ろから3列目か4列目ぐらいのところ。木根さん側か。そこで見ていた記憶があります。「あ、生で聞けた！この曲が！」って。やっぱり生で聞けていない曲が多いので。やってくれると、ウルッと来ますよ、正直。
「humansystem」は、最初、「何だっけ、これ?」ってなりました(笑)。(前半の「SEVEN DAYS WAR」「COME ON EVERYBODY + Come on Let's Dance」「GIVE YOU A BEAT」「Nervous」)ここら辺は、もう神曲じゃないですか、年代的に言うと。
やっぱ、ここで「TIMEMACHINE」が聞けたのが最高だった。「マジか！」みたいな。
聞きたい曲がもう、ギュッと詰まっていたライブだった。「BEYOND THE TIME」とか「CAROL」の「JUST ONE VICTORY」とかも。
「WILD HEAVEN」は、これ、ちょうど高校の時の夏休み。ちょうど7月の22日ぐらいが発売じゃなかったでしたっけ。祭りの時に買ったっていう記憶があって。夏祭りがあった時期に発売になって。
「インキュベ」は、最高に好きな曲ばっかりですね。本当に初TMライブは、良い曲過ぎて。(当日は会社の)会議やったけども、「ごめん。絶対休むから！」って、行って正解(笑)！
(チケットは)たまたまライブをやるのを見つけて、一般発売か何かで。テレビを見ていた時だったかな。そこからですよ。Facebookだったり、X(Twitter)だったり、初めて情報収集し出して。
(第3話へ続く)
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