学習心理学②なぜやめられないのか?etc
こんばんは。色彩と心理について学んでいるfanfanです。
大学時代も「研究員にならないか」と誘われたほど読書好き、
勉強が苦にならないタイプ。
ハマらないものはとことん興味を持てないマイペースタイプです。
今日のタイトルは「なぜやめられないのか?」です。
やめられない、とまらない、かっぱえびせん!←え
皆さんにもやめられないものが一つや二つあると思います。
では、今日はその点についてまとめたいと思います。
*この記事はこころ検定4級~1級につながる独学用のほぼ自分用備忘録のため、その点ご理解いただいた上でご一読いただければ幸いです。
こころ検定4級公式テキスト一部引用しています。
要点をまとめていますので、勉強中の方にはわかりやすいかもしれません。
パブロフの実験続き
(3)なぜやめられないのか?
強化子がなくなれば「行動する理由」がなくなる
⇒いずれは行動(反応)しなくなる時が来る
➡一旦成立した行動(反応)がなくなることを消去と呼ぶ
一旦獲得された行動がすぐには消去されずに「残り続ける力」
⇒消去抵抗
応募者全員プレゼント(消去抵抗が低い=やめやすい)
*プレゼントがあるからハガキを送る
⇒プレゼント中止になればハガキは送らない➡消去
やめられないのは「強化子」があるから
ギャンブル(消去抵抗が高い=やめにくい)
ギャンブルする人は特定の行動の後に「強化子がもらえる経験」と「強化子がもらえない経験」を何度も繰り返している←!!
➡やめるタイミングがむずかしくなる(次こそは!となる)➡結果、ギャンブル依存に陥る
(やめられない結果、自他の生活を脅かす可能性あり)
*学習心理学のメカニズム
【刺激⇒反応⇒強化子】に沿って考えると
「続けてしまう理由」が何なのかを把握することができる
一旦獲得された行動が消去された後、一定期間後に刺激を再度提示すると、消去された行動(反応)が復活することがある➡自発的回復
消去は完全に消えたわけではない
(その行動そのものが「できなくなった」わけではない)
➡きっかけさえあれば、行動(反応)は自動的に復活する
ダイエットや禁酒、禁煙などがやめられない理由
➡何かの拍子に「きっかけ」となる刺激が再提示されて「やめたはず」の行動が自発的回復してしまうから
(4)行動に影響を与える「こころ」の作用
クレスピ効果
強化子の量と行動には一定の関係がある。
・クレスピ効果
⇒強化子の急激な変化によって、予想外のパフォーマンスが示されること
・スポーツも勉強もどこかの段階で停滞すること⇒プラトー(高原)
・得意なことは最初は不正確⇒エンジンかかると正確さが増す
⇒ウォーミングアップ効果
・慣れ親しんだことよりも、初めてやることの方がスピードが速い、成績が高い⇒イニシャル・スパート
・終わり際に進みが早くなる⇒エンド・スパート
※鳥に多い現象
imprinting(刷り込み)*刻印付け
⇒生まれて最初にみたものを親だと思う、ついていく
行動獲得の制限期間:臨界期
スポーツなどの効果
結果の知識:行動が何をもたらしたのかに関する情報
⇒結果の知識は与えられるタイミングによって、効果が異なることが判明
➡一番いいタイミングは行動の直後
①一気に集中して練習する
VS ②休憩をはさみながら練習する
①集中練習
(やや疲労がたまりやすい)
⇒本人の集中力が高い場合、もともとの本人の能力が高い場合は効果的
②分散練習➡一般的に効果が高い(初心者向け)
(休憩による疲労の回復)
*ちなみに私は①集中練習の方が向いています*
スポーツは分散練習の方がよさそうです♪
今日はここまで♡ P21-32
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