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【イベントレポート】24.5.21開催『安平ないと@大人座 〜教育と町おこしで大注目の安平町での移住起業リアルトーク〜』

皆さんこんにちは!Fanfare事務局です。
Fanfareでは2024年度も安平町で移住し、起業でチャレンジをしてくれる方を募集すべく、今年度も活動をスタートしました。

Fanfare -あびら起業家カレッジ- とは

2021年4月より始動した安平町を舞台に、新しい暮らしや働き方、事業創出といった価値を生み出す、チャレンジをする仲間を、発掘・育成・選考するプログラム。町について知るオンライン/オフラインのイベントや、実際に安平町に滞在するアイデアソンキャンプなどを経て、Fanfare 本プログラムとして書類審査・ビジネス合宿・最終選考会が開催されます。

つい先日リニューアルし、パワーアップしたHPを公開しましたので是非こちらをご覧ください。

安平ないとの目的

安平ないとは、
「移住を検討しているけど、どの地域にしようか悩んでいる…。」
「起業したいけど実際チャレンジしている人の話を聞いてみたい。」
「移住するなら子どもの教育面を視野に入れたい。」
こんな方々に「移住」「起業」「教育」のキーワードに当てはまる安平町という町をもっと知ってもらいたい!という想いから札幌の大人座にて開催されました。

当日のゲストは今までのFanfareで採択された1,2,3期生全4名にお越し頂き、ご自身のビジネスや安平町での暮らしについてリアルに赤裸々に聞いちゃいました!

左から浅野さん、ROYさん、坪松さん、高橋さん。全員安平町に移住し、現在も在住しています。

Fanfare2期生 坪松さんのビールで乾杯!

当日はウェルカムドリンクとして、坪松さんが製造した菜の花生ビールを提供しました。

坪松:安平町産の大麦を使用し、今朝樽詰したばかりの新鮮なビールです。安平町では現在満開になっている菜の花から抽出した酵母を使用しており、独特な菜の花の香りと苦味が特徴です。

乾杯の音頭はゲストの一人である、安平町役場の橋本さんにお願いしました。

橋本さんの挨拶からイベントがスタート!
坪松さんのビールのお供は安平町で製造されているいぶりなっつ


橋本さんの安平町のおすすめ3選!

生まれも育ちも安平町の橋本さんは安平町のエキスパートと呼ばれても過言ではありません。そんな橋本さんが選ぶ安平町のおすすめ3選を紹介してくれました。

①道の駅 あびらD51ステーション
平成30年の胆振東部地震後に開業した道の駅で、令和5年10月で来場者数300万人を突破。雑誌の特集で北海道の道の駅ランキングで10位以内にランクインするほど人気を誇る。また今の時期は一面に広がる黄色の菜の花畑がとても美しくこの時期はいつもより多く観光客が訪れる。

②日本一の公教育を目指すマチ
「子どもにやさしいまち」実践自治体として日本ユニセフ協会に認定されている。子どもにやさしいまちづくり事業を行っている安平町では
「子どもも大人も意見を表明し参加できること」をテーマにしています。
認定子ども園では馬や田んぼといった自然と触れ合える仕組みが多く用意されていたり、昨年4月に開講した公立の小中一貫校の早来学園の教育を受けたいと移住してくる方もいるとのこと。地域の人も学園の施設を一部利用することができ、地域との交流の場としても開放されている。また、社会教育事業として「あびら教育プラン」を展開しており、幼少期から高校生までのプログラムがあり、子どもが自分で未来を構想し、自分を信じて行動する力を育むことを目的にしています。

③胆振東部地震を乗り越えたマチ
平成30年9月の真夜中に訪れた地震は今まで作ってきたマチを無慈悲にも壊していきました。しかし、そこから前を向き必死に復興を行いました。真っさらになったから思いつく構想もあり、離れた場所にあった役場の統合や小中一貫校を建設が決まりました。またチャレンジショップやサテライトオフィスも被災の際に使用したコンテナを使用し、今は町の方の挑戦の場として提供されています。

橋本さんや役場の方はとても親身になっていつでもお話ししてくださいます。

安平トーーーークから Fanfare生の本音を深掘り!

まずはFanfare生たちの簡単な自己紹介からです。

ROY
合同会社旅と北海道CEO/北海道観光インフルエンサー/北海道安平町地域おこし協力隊/ゲストハウスVACILANDOオーナー

Fanfare1期生
札幌出身、”旅”と”北海道”の魅力を伝える道産子。北海道観光情報Instagram「旅と北海道」で、絶対に外さない北海道の観光情報を発信。SNS総フォロワー6万人。2022年から北海道安平町の地域おこし協力隊としても活動し、ゲストハウスVACILANDOをフルDIYリノベーションで開業。他にも、写真、映像、マーケティングやコミュニティマネージャーなど幅広い分野で事業を行う。

浅野 浩司
インターナショナルうどんソムリエ

Fanfare1期生
安平町で新しいうどん店『安平うどん』の開業を予定しています。もうすぐ。 山のふもとで、自然を感じられる場所です。 そこで、地元の小麦「きたほなみ」を使用し、お店で麺を作りますよ。 『北海道うどん』という新しいジャンルに挑戦します。 応援してくださいませ。 先日、お店にシマエナガが3羽来ましたよ。 札幌から1時間位です。

坪松 賢太
安平町地域おこし協力隊(Fanfare2期生)/株式会社NULL 代表取締役 (NORTHERN BREW 代表)

1986年生まれ。恵庭出身。北広島高校、明治大学、明治大学大学院 卒。専攻は応用化学。 東京の機械系専門商社で9年間勤続したのち、北海道にUターン。Uターン後はコンサル業で個人事業を始める。 その頃から教育事業に力をいれている安平町に興味を持ち、家族で移住を決意。同時に2022年度Fanfareに応募し採択を受け安平町地域おこし協力隊に就任。2023年に㈱NULL設立し安平町発のクラフトビールブランド「NORTHERN BREW」を立ち上げる。

高橋 颯
「Fanfare あびら起業家カレッジ」第三期卒業生(現地サポーター)/ The360株式会社 取締役CTO/COO 特定非営利活動法人SDGs村・Hokkaido 理事 /安平町地域おこし協力隊

1993年生、北海道釧路市出身。1児のパパ。札幌西高校卒業、北海道大学工学部・北海道大学工学研究院・環境創生工学修了(修士)。日系SIerを経て、「ソーシャルグッドな中小企業や地域に、ITのチカラでワクワクと再現性を提供する」ことを目指し、エンジニアとして北海道内外の複数企業で技術役員やテクニカルサポートをしています。 得意開発領域はXR/AI/システム開発全般で、企画・資金工面・システム開発・持続可能性までをビジネスモデルまるごと一緒に伴走し作り切ることをモットーにしています。 最近はJA・教育委員会などへの技術導入も実績あり。 安平町への移住の決め手はいろいろありすぎて語り切れないけど、①教育ハード②親族ケア③自然とITのバランス間④交通利便性⑤人とのご縁。 住んで間もないですが、さらにいろんな魅力を見出してます。 人生テーマとして、30代のうちに「北海道の地域×エンジニア目線での貢献」を本気で考えたいと思い移住。 安平町内からはじめられる、北海道の再現性あるテック×地域おこしの可能性をハンズオンで探っていきます。

お話しからわかったことは移住者はやはり教育面を重視しているということです。子どもに良い教育を受けさせたいという導入から早来こども園や早来学園を知り、安平町を調べたところにFanfareという制度を知ったのことです。こども園の仕掛けから子ども達の身体能力が向上したり、子ども向けのイベントが多く開催されるので常に子どもが嬉しそうな日々を送っているとのお話も聞けました。民間で教育をやり続けて春から教育長になった井内さんもいらっしゃり、安平町の教育は常に進化していて目が離せません。
また都会から地方に移住するにあたって奥様が病院や買い物をするのに遠くまで足を運ばなければいけないと言った懸念もありますが、昨年にドラッグストアができたり、食料品を買えるお店が近くにあり思ってたより生活がしやすいそうです。

またローカル移住は地元住民との関係性も重視されますが、安平町民は移住者を快く歓迎し、チャレンジを応援してくれたり相談に乗ってくれたり共に動いてくれるいい関係性を築けているそうです。また役場が親身になって相談に乗ってくれるためすぐにこういう人と繋げて欲しいとお願いしたら紹介してくれて、移住して約2ヶ月で100人と繋がれたと高橋さんが喜んでいました笑


また早来学園に併設している図書館も自分が欲しい本を伝えたら購入してくれ借りることができるそう!本代が浮くのはかなり大きいのではないでしょうか?

交流会では坪松さんのビールに加えて、浅野さんのうどんや安平の日本酒「安平川」を片手に交流を深めました。

まとめ

Fanfare生が全員揃ってトークをする機会は実は初めてでした。それぞれの取り組みやチャレンジ、安平町への本音などを聞くことにより、更に安平町の魅力が伝わりました。4名のFanfare生の皆さんご登壇ありがとうございました!

今後Fanfareは8月17,18日のアイデアソン、10月から本エントリー開始、11月16,17日のビジネス合宿、12月15日に最終プレゼンという日程になっています。他にもイベントを打ちながら皆さんにFanfareという制度を知ってもらい、広まっていくように活動して参りますのでどうぞよろしくお願いいたします。

6/19(水)開催!北海道ローカル起業座談会@poool


6月に開催するイベントの告知です。

「住むと決めた場所で楽しく生きたい」をテーマに”道東移住大作戦”や、アンオフィシャルガイドブック”.doto"の製作などを手掛ける(一社)ドット道東代表の 中西 拓郎さんをお招きして、
株式会社大人 代表でNomaps総合プロデューサー、株式会社SHAKOTAN GO代表の五十嵐慎一郎がぶっちゃけトークで切り込みます。

お申込みはこちら!

今後もFanfareをよろしくお願いいたします。

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