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音楽は裏切らない。Spotifyはたまに予想を裏切る。Spotifyまとめ2024

今年もやってきました、Spotifyまとめ。もう、毎年恒例すぎて「ああ、またこの季節か」って感じですよね…。なんて他の方の真似して通ぶってみましたが(笑)。実は今年やっと!!初めてちゃんと見れたんですよ。時間がある時見よう見ようと思いながらも、年末の繁忙期に忙殺され毎年必ず見そびれるという。全人類の音楽趣味が暴かれるこのイベント。

まあ正直、こちらで今現在フォロワー様13名と、ほそぼそとやっている私がnoteで晒したところで、「これ、一体誰得なんだ?」感がすごい。「そもそもあんた誰やねん」ってなりますよね。でも、書いてみちゃうんです。これも承認欲求の一つなのでしょうか。初めてきちんと見たSpotifyまとめの魔力、おそるべしです。

で、今年の結果を発表しますと……私のNo.1アーティストは、なんと コクトーツインズ!!!
えっ、そんなに聴いてた?って思いましたが、夕方の代々木公園で散歩しながら聴いた記憶は確かにあります。夕暮れ時にぼんやり「夢見心地モード」に浸るのにぴったりで、なんとも贅沢な時間でした。でも「一位です!」って言われると意外過ぎる。仲良いおじさん友達にも「いやいや、どんだけ聴いてんだよ!でもコクトー・ツインズ俺も再ブームきてんだよね」って妙な共感を得ました。

トップアーティスト

唐突な黒夢

トップソング

謎の布陣

トップアーティスト&ソング共にランクイン

さて、2位以下を振り返ると、やたら80年代前後の音楽が多いことに気づきます。これには理由がありまして、2年前にシンセサイザーを趣味で始めたんです。いや、「始めた」と言うと聞こえはいいですが「触ってみてるだけ」レベル。でもそれがきっかけで、シンセポップやイタロディスコ等昔の電子音楽を掘り始めた結果、一時期Spotifyのおすすめも完全にそっち系に染まりました。これがSpotifyのアルゴリズムの底力。でも私が一番驚いたのは、この時代って音楽だけじゃなくMVもぶっ飛んでたこと。「これ、どういう意図で作ったの?」とツッコミたくなる作品ばかりで、気づいたらYouTube沼にもハマっていました。

⇩なかでも中毒性が凄いMagazin60のMV

⇩ランク外だけどめちゃくちゃ聴いていたELIAS RAHBANIの名曲「Dance of Maria」。海外のおじ様がシンセカバーしていて知った曲。

そして今年の「思いがけないハマり枠」は 黒夢。地元の同級生たちとグループラインで、ひょんなことから「清春さんの色気がどうこう」なんて話の流れになって、ガッツリ聴いてみました。あの危うさ、あの色気。全盛期の頃は小学生低学年とかで何も通過出来なかったけど、大人になるとこうも刺さるのか……。ちなみにSpotifyに「黒夢・一時的ドハマり枠」とか表示されてたらもっと面白かったのに、普通に「あなたのトップアーティスト」に突然入ってくるもんだから、余計にシュールです。

それから Art Fact!これはSpotifyのDiscover Weekly機能で発見した北欧のバンド。彼らの「Rain in the South」に完全に心を奪われました。89年。なんと私の生まれ年のリリース!切ない雨の日のBGMとして最高。「今日はなんか外に出たくないな」って日に部屋でこれを聴きながら過ごすと完璧でした。こういう「知らなかった音楽に出会える瞬間」こそ、Spotifyの醍醐味ですよね。

最後に触れたいのは Frida。そう、あのABBAのFridaです!ドライブ中に良く流してた曲でなんとなく気に入ってたんですが、「あの世界的スーパーグループのメンバー」と知ったときの衝撃たるや。

私の世代でABBAに最初に触れたのって金曜ドラマ『ストロベリー・オンザ・ショートケーキ』のテーマソングだったって人が多いと思うのですが、いかがでしょうか。そしてこれぞ80年代?な摩訶不思議、全身タイツMVもこれまた最高というべきか何というか(トラウマ級で意図はわからん)。

そんな感じで、Spotifyまとめ、ちゃんとみてみたら面白い!今年の私がコクトーツインズなら、来年はどうなるんでしょう。相変わらず80年代音楽を掘っているのか、それとも突然ブラジル音楽や演歌に目覚めるのか――全く予想できないのであります。


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