木々の香りを纏う男達、その香りは静かに破滅を誘う。
先日、職場の先輩と雑談してたら、予想外に盛り上がった話題がひとつある。それが「ウッディ系の香水をつける危険な男」。これ安っぽいやつじゃない、最低でも4万円はしそうなやつだ。もう呪術師が数年かけて作った秘薬みたいな香り。先輩と話しているとなぜかヒートアップしちゃって、「そうそう、パルファンでさ、複雑なノートが絡み合うやつね。ラストにムスクの余韻が残る感じの!」とか言ってて、完全に香水ソムリエだ。で、確かに一理あるんだよ。そういえば、昔の職場にいた後輩が、「イソップ」のウッディ系