コンサルテイング会社の説明会。社員全員、目がこわい。瞳孔が開いている。
5年前ぐらいに、転職活動をしていた。
コンサルテイング業界に興味があった。
給料が高くて、顧客の事業戦略、経営管理とか、カッコ良い!
経理なので、数字に強い自信があった。
コンサルテイング会社の説明会に参加してみた。
シニアコンサルタントの男性が、会社説明をしてくれた。
男性は、「わたし、超有能なんです!」という自信に満ち溢れ、
瞳孔が開き、目がバキバキであった。
会話の内容も、ハナシが大きい。
「わたしの時給は10万円以上です。顧問先企業は、利益は倍増する。」
他のコンサルテイング会社も、似たような感じだった。
わたしは、思った。
「絶対、コンサルテイング会社で働けない!」
経理は、数字の流れを確認して、積み上げていく作業である。
瞳孔が開いている経理なんて、いない。
常に、間違いを探し、疑っている。
わたしは、無形資産(高いサービス)を販売する度胸は、ない。