実際に触ること。
昨日からお休みが取れたので、前々からやりたかったことを。
それは欲しいチェアの試座。
「家の中にくつろげるスペースを作ろう。」
というのが、2025年の目標の一つにある。
今まではスツール60を置けたら良いと思っていましたが、自分にとってのくつろぎはコーヒーを飲みながら本を読むこと。
なので、スツール60をテーブルにし、チェアは別で欲しいと思うようになりました。
そこで出てきた候補が2つ。
最初は海外の方がデザインしたチェアを考えていましたが、日本のシンプルなデザインに惹かれてしまった。
まずはこちら。
天童木工さんのブックチェア。
こちらは水之江忠臣氏によるデザインの椅子。
図書館に置くために作られたチェア。
見た目のシンプルさからは分かりづらいですが、
何回も試行錯誤されながら作られたもの。
座面や、背面の角度が絶妙。
実際に座ってみて、その座り心地に感動しました。
座り心地が良いというか、自然に座れる。
無理に背筋を伸ばさなくていいし、だらけ過ぎない。アーム(肘掛け)がない分、自分だったらあぐらをかいて座ることもでき、いろんな座り方が自由にできる。
素晴らしい。
そしてもう1つはこちら。
https://webshop.maruni.com/c/series/hiroshima/hrarmchair_wood
マルニ木工さんのHIROSHIMAチェア。
こちらは深澤直人さんデザインのチェア。
本を読むならアームがあった方がいいかもしれないと思っていました。
でも無いほうがスッキリするしなーと思っていました。
なのでこちらもまずは座ってみようと思い、試座に行ってきました。
たまたま自分の大好きな皆川明さんのミナペルホネンとコラボしていてテンションが上がる。
空間もちょっとした美術館。
とても好きな空間でした。
興味がある方はぜひ行ってみて下さい。
さて、座り心地です。
とその前にやっぱりまずこのデザインが素晴らしい。無駄がなく、美しい曲線。
自分は角ばったものより、丸っこいものが好き。
この無駄のないミニマルなデザインが最高でした。
そして、座り心地。
おぉ。
やっぱアームは必要かもしれない。
とにかく座っていて楽。
チェアに体を全て預けられる感じ。
アームがある分、足の行動範囲は限られますが、自然といい姿勢を保てる感じ。
体に負荷をかけずにリラックスできる。
こちらも素晴らしい。
はい。
こんな感じで座り心地を比べてきたのですが、今の時点ではHIROSHIMAチェアに傾いています。
ポイントはアームです。
自分はアームチェアを持っていないので、それが1つあると、それだけでくつろぎの場所のシンボルになれるんじゃないかなと。
あとはやっぱデザインと機能の両立が叶っているかなと。
ただ、金額は高いです汗
とはいえ、安物買いの銭失いにはなりたくない。
なので、もう少し時間をかけて決めていこうと思います。
また考え方も変わるかもしれないですからね。
今はそれぞれのデザイナーさんの考え方や、どうやってその作品が生まれたのかの背景を調べるのが大好き。
早速、天童木工さんと、深澤直人さんの本を図書館で借りてきて読んでいます。
物の背景を知ってるのと知らないのとでは使う時の感覚が大違い。
これからゆっくり学んで購入できたらと思います。
今回はガッツリ趣味の話になってしまいましたが、今年も残りあとわずか。
皆さんも素敵な週末をお過ごしください♪