『三体』聖地巡礼に行ってきた ③寧波博物館・文化広場編
前回の記事はこちら。
https://note.com/fancy_ibis8158/n/n46c1d206a357
さて2日目。朝食後、ホテルを出発して地下鉄の駅に向かいます。
地下鉄・鄞州区政府駅で下車して徒歩15分ほど。
繁華街に比べて歩道も広く、街路樹も綺麗に剪定されています。いかにも行政関係の建物が集まってそうな区域といったところ。
地図アプリの案内に従って歩くとあの独特な外壁が見えてきました!
寧波博物館
ADC(アジア防衛理事会)こと作戦司令センターの外観モデルになった建物。ドラマでは博物館を居抜きして設立したという設定でしたが実際の建物も博物館。展示品への影響を最小限に留めるため、2日間借り切って全シーンの撮影を終えたそう。
正面エントランスから半周して裏手にやってきました。ドラマではこちらが関係者用の通用口だった場所。
来た道を戻って入場口から入場。入場料は無料ですが地下鉄の駅と同様持ち物検査がありました。
内部も外観同様シンプルだけど伝統を感じるデザイン。展示品の説明書きは中国語と英語。仏教の伝来や貿易等、日本に関係する文化財の展示もありました。見学しつつ屋上に向かいます。
屋上に到着!外出た瞬間、「ドラマと同じだーーー!!」ともう感動。
1話で強引に会議に連れてこられた汪淼が施設を後にするとこ。階段を降り、振り返るシーン。
史強が上司の常偉思とタバコをふかしながら会話してたベンチ。
実際は禁煙。
再び屋上のコンコース。
三体世界からの「お前たちは虫けらだ」のメッセージとともに地球人類の動向はすべて智子(ソフォン)によって監視されている事実を告げられたADCと科学者たち。地球の科学の発展を阻まれ、来たる400年後の三体人との戦争に対抗する術も失う。絶望に打ちひしがれる汪淼と丁儀の雨降る夜の会話シーンに登場。
このシーンといい、テ版三体は光の差し込み方が印象的なシーンが多い。明け方の教会、紅岸基地跡地、ETO集会場での総帥演説等…。
不謹慎な視点から言わせてもらうと、ただでさえアンニュイな雰囲気漂わせてる丁儀の色気が雨と夜の光でダダ漏れしてるシーン。タバコではなくパイプというのがまた良い。
この後絶望の淵に堕ちて酒に溺れて完全に堕落しきった科学者組に大史が喝を入れて立ち直らせる最終話までの流れが完璧すぎて…。
退館時は先生ご退勤コースと同じく階段を降り、建物を一瞥するとこまで完璧に再現しましたとも。
徒歩で鄞州区政府駅に戻って地下鉄に乗り換え。次の目的地はここから1本の文化広場駅。
樹葉茶空間
潘寒と慕星がたびたび会っていたカフェ。汪淼の娘・豆豆ちゃんを代わりにお迎えに行った大史がここでアイスクリームを食べさせたり、最終話ラストシーンでも豆豆ちゃんとママがお茶してましたね。
潘寒がよく座っていたテラス席。パラソルは閉じられてました。
ここに座って林檎の皮剥いてた潘寒を見た時の感想が「環境活動家のくせに林檎の皮は剥くんだ…」でしたw(しかも剥き方汚い)
店内に入ります。幸いにも他のお客さんはいなかったので注文したものが出てくるまで店内写真を撮りながら待ちます。
テーブル・椅子・ラック等はお店のものを使用して撮影したようです。
そして!!!原作Ⅱ履修済み視聴者の度肝を抜いたあのシーン!!!
「彼」が座ってたあの場所がこのへん!!
実は「彼」はテ版では2話からすでにチラ見せ程度に登場はしてたんですが、清華大学の校章バッジを着けて赤いマフラーの彼女が登場する小説を書いてる姿をラストに持ってくるって反則すぎる締め方でしょ…。イナゴ舞う麦畑の誓いエンドで終わり…かと思ったらあの真エンド的な終わり方!
三体Ⅱ黒暗森林もすでに制作は決定してるようなので今後の続報に期待。
カフェのほか茶器やお茶の葉も売ってます。お土産にお茶を一缶買って、ラテも頂きました。
サービスで中国茶も頂いてしまった。恐縮ですm(_ _)m
外の広場周辺。綺麗に整備されててオシャレな通り。
この辺一体もよく背景に登場してましたね。慕星が初めて潘寒に接触したシーンもこんな感じの風景でした。
駅方面に向かう途中。この辺も夜になるとまた違った雰囲気になるんだろうなぁ。
ふと交差点を見ると阪急百貨店が!
中に入ってみた。
これで3日目の散策は終わり。時間としてはまだ正午なんですが足と肩(バッグの重み)の痛みで他に観光する気も起きず…。
大人しくホテルに戻って休憩。夜、夕食のために外出して一日が終わったのでした〜。
なんか勿体無い気もするけど無理して出歩いて体壊したら元も子もないからね(´ω`)