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私のPlaylist | 1. amazarashi / 無題
自分が本当にしたいことに気付いた時、周囲がそれを認めてくれるとは限らない。者かに尊ばれないと、認められないと、すぐに忘れ去られてしまう。
大切な人だったからも、いつの日か忘れ去られてしまうのだろうか。それでも、自分が好きだったと感じていたもの、愛していたものを信じ続けることは、きっと間違っていない。自分の周りから誰もいなくなっても、間違ってなんかいない。
何かを創作する時、周囲の評価を求めての行為と、自らが快を感じる行為の間に存在する乖離は少なからずあるだろうと思う。
そのギャップに耐えられる人は職業創作者(何かを創りあげて発信、売買し利益を得る人)として適正があると思うけれど、右向きゃ批判、左を向いたら炎上なこの社会は、なんだか私たちに優しくないね。
この曲は、描いたり/撮ったり/書いたり/歌ったり/奏でたりする人にはどこかで刺さる曲かと思います。
自分を認めてくれる大切な人をどれだけ信じ、愛していたとしても、あらゆるものは変わりゆくものです。
そんな中で、人の心、想いというものは変わりながらも、誰かを信じたいと願う愛は正しいと思うのです。
誰かの創りあげる何かが素敵だと、美しいと、可愛いと感じたらそれがすべてでいいんです。
時間と共に周囲の風景、それは人間関係であったり住んでいる部屋であったり、いつも使う電車の路線であったり、家への帰り道であったり、窓からの眺めであったり。
きっと変わっていってしまいます。誰かと過ごした部屋も、今では自分でも大切だった相手でもない誰かが住んで暮らしている。
そんな流れの中でも、信じている/信じていた時間は消えませんし、慈しまれてしかるべき時なのだと思うのです。
何度もこの曲をリピートして、自分が今進んでいる道が間違いじゃないのだと、信じて歩むことができました。
今日この曲を聴くすべての方に、どうか優しい夜がやってきますように。
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